大森生純

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
グランドスラム
2023 バクー 52kg級
2022 東京 52kg級
2024 パリ 52㎏級
グランプリ
2023 リンツ 52kg級

大森 生純(おおもり きすみ、2000年11月28日 - )は、大阪府出身の、日本柔道選手。階級は52kg級。身長156cm。血液型A型。組み手は右組み。得意技は払腰[1]。妹は57㎏級で活躍する大森朱莉[2]

経歴[編集]

柔道は7歳の時に初柔会西塾で始めた[1]高槻第七中学3年の時に全国中学校柔道大会52㎏級で3位になった[1][3]帝京高校へ進むと、2年の時に全国高校選手権で優勝した[4]。3年の時にはインターハイで3位だった[5]。2019年に帝京大学へ進学すると、1年の時には体重別団体で3位になった[6]。3年の時には体重別団体で2位となった[6]。4年の時には全日本強化選手選考会の決勝で東海大学2年の川田歩実に合技で敗れて2位だった[7]講道館杯では決勝で佐久長聖高校3年の横田ひかりに反則勝ちして、シニアの全国大会初優勝を飾った[8][9]。12月のグランドスラム・東京では準決勝で元世界チャンピオンの志々目愛に敗れるも3位になった[10]。2023年2月のグランドスラム・テルアビブでは2回戦で敗れた[11]。4月からはJR東日本の所属となった。体重別では決勝で環太平洋大学4年の白石響に技ありで敗れて2位だった[12]。5月のグランプリ・リンツではオール一本勝ちして、IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[13][14]。9月のグランドスラム・バクーでは準々決勝でイギリスのチェルシー・ジャイルズ、準決勝でハンガリーのプップ・リーカをそれぞれ技ありで破って決勝まで進むと、48㎏級のオリンピックチャンピオンであるコソボのディストリア・クラスニキに反則勝ちして優勝した[15]。講道館杯はケガのため出場しなかった[16]。2024年2月のグランドスラム・パリでは準決勝でクラスニキに技ありで敗れるも、3位決定戦で環太平洋大学4年の白石響を技ありで破って3位になった[17][18]。4月の体重別では決勝でコマツの白石に横四方固で敗れて2位だった[19]。しかし、最近の実績から世界選手権代表に選出された[20]

IJF世界ランキングは700ポイント獲得で48位(24/4/1現在)[21]

戦績[編集]

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 「柔道全日本強化選手名鑑 2019」近代柔道 ベースボールマガジン社、2019年4月号
  2. ^ 本学柔道部の学生がグランドスラム東京2022の出場権を獲得しました
  3. ^ 全国中学校柔道大会
  4. ^ 全国高等学校柔道選手権大会
  5. ^ 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
  6. ^ a b 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
  7. ^ 2022年度全日本強化選手選考会
  8. ^ 田代が初優勝 講道館杯柔道 スポーツニッポン 2022年10月29日
  9. ^ 2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  10. ^ Tokyo Grand Slam 2022
  11. ^ 男子100キロ超級の太田、女子78キロ超級の秋場が2位 柔道GS サンケイスポーツ 2023年2月16日
  12. ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  13. ^ 大森生純が優勝 グランプリ大会/柔道 サンケイスポーツ 2023年5月26日
  14. ^ Grand Prix Upper Austria 2023
  15. ^ 大森生純、グランドスラム優勝/柔道 サンケイスポーツ 2023年9月22日
  16. ^ 大森生純が講道館杯を負傷欠場/柔道 サンケイスポーツ 2023年11月2日
  17. ^ 武岡、丸山破ってV 女子の古賀は準優勝―柔道GSパリ 時事通信 2024年2月3日
  18. ^ Paris Grand Slam 2024
  19. ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  20. ^ 世界選手権代表を発表 パリ五輪代表では男子60キロ級の永山竜樹が唯一出場/柔道 サンケイスポーツ 2024年4月8日
  21. ^ World ranking list

外部リンク[編集]

  • 大森生純 - JudoInside.com のプロフィール(英語)