大分香りの博物館

大分香りの博物館
建物外観 地図
大分香りの博物館の位置(日本内)
大分香りの博物館
日本内の位置
施設情報
前身 大分香りの森博物館
専門分野 香り
収蔵作品数 3625
館長 江崎一子
事業主体 学校法人別府大学
開館 2007年
所在地 874-0915
大分県別府市北石垣48-1
位置 北緯33度18分43.2秒 東経131度29分19.7秒 / 北緯33.312000度 東経131.488806度 / 33.312000; 131.488806座標: 北緯33度18分43.2秒 東経131度29分19.7秒 / 北緯33.312000度 東経131.488806度 / 33.312000; 131.488806
最寄駅 JR日豊本線別府大学駅
最寄バス停 大石・大分香りの博物館
最寄IC 東九州自動車道別府IC
外部リンク oita-kaori.jp
プロジェクト:GLAM
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大分香りの博物館(おおいたかおりのはくぶつかん)は、大分県別府市に所在する、香りをテーマにした博物館である。2004年まで県内の別の場所で展示を行っていた「大分香りの博物館」を引き継ぎ、2007年に開館した。

歴史[編集]

本館の前身と言える「大分香りの森博物館」は、1996年7月7日に大分市野津原町の平成森林公園に開館[1]。しかし、交通の不便さなどから来館者数が伸び悩み、2004年10月より休館[2]、2006年3月末を以って閉館となった。

別府大学は、創立100周年を記念して2007年にキャンパス隣接地に「大分香りの博物館」を開設。「大分香りの森博物館」の収蔵品3625点を県から貸与を受け展示している。2016年度には、公益社団法人におい・かおり環境協会から「におい・かおり環境賞」を受賞した[3]

展示内容[編集]

建物は3階建てで、1階は「香りプロダクトギャラリー」として香料の紹介や調合方法の解説、世界の香水の展示を行う。一部の香料や香水は試嗅することができる。エントランス、ミュージアムショップ、カフェも1階に位置する[4]。博物館の裏手にはハーブガーデンに囲まれた天然温泉足湯があり、2018年より別府八湯温泉道に参画している[5]

2階の「香りヒストリーギャラリー」ではアジア西ヨーロッパオリエントなど世界から集めた蒸留器香炉、香水瓶など香りにまつわる資料を系統的に展示[6]。香りを医学薬学の視点から捉えた研究資料の展示も行う。

3階ではオリジナル香水作りやアロマ体験ができ、特別展示室では企画展なども行う。

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 1996年7月号 広報おおいた”. 大分県広報企画振興部広報広聴課 おおいたデジタルアーカイブ (1996年7月1日). 2020年7月17日閲覧。
  2. ^ “事業費44億、2億で売却/大分香りの森博物館”. 四国新聞. (2005年8月19日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/life_topic/article.aspx?id=20050819000199 2020年7月17日閲覧。 
  3. ^ “大分香りの博物館の貢献認められる”. 今日新聞. (2017年5月31日). http://today.blogcoara.jp/news/2017/05/post-e1a1.html 2020年7月19日閲覧。 
  4. ^ 施設概要”. 大分香りの博物館. 2020年7月19日閲覧。
  5. ^ 【お知らせ】大分香りの博物館の足湯が「別府八湯温泉道」に加わりました!”. 大分香りの博物館. 2020年7月19日閲覧。
  6. ^ 令和元年度博物館学芸員専門講座 講義レジュメ” (PDF) (2019年12月11日). 2020年7月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]