増田玲

増田 玲(ますだ れい、1968年 - )は、日本の写真評論家写真史家である。東京国立近代美術館美術課主任研究員。

兵庫県神戸市出身。1990年、筑波大学第二学群比較文化学類卒業。1992年、筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了、修士(国際学)取得。東京国立近代美術館学芸員となった[1]。今までに「奈良原一高展」「トーマス・ルフ展」などを企画している

その後も各種写真展の企画を行っている。

企画した主要な展覧会[編集]

  • 東京国立近代美術館と写真 1953-1995(東京国立近代美術館フィルムセンター、1995年)
  • 石元泰博展 現在の記憶(東京国立近代美術館、1996年)
  • 東松照明写真展 インターフェイス(東京国立近代美術館、1996年)
  • モダニズムの光跡 恩地孝四郎・椎原治・瑛九(東京国立近代美術館フィルムセンター7階展示室、1997年)
  • アルフレッド・スティーグリッツ野島康三(東京国立近代美術館、1997年)
  • 大辻清司写真実験室展(東京国立近代美術館、1999年)
  • 木村伊兵衛(東京国立近代美術館ギャラリー4、2004年)
  • ドイツ写真の現在――かわりゆく「現実」と向かいあうために(東京国立近代美術館、2005年)
  • アウグスト・ザンダー(東京国立近代美術館ギャラリー4、2005年)
  • アンリ・カルティエ=ブレッソン : 知られざる全貌(東京国立近代美術館、2007年)
  • 高梨豊 光のフィールドノート展(東京国立近代美術館、2009年)
  • 奈良原一高展
  • トーマス・ルフ展

主要編著書[編集]

  • 写真の歴史(ナオミ ローゼンブラム、美術出版社、1998年)日本語版監修・飯沢耕太郎、翻訳・大日方欣一+森山朋絵+増田玲+井口壽乃+浅沼敬子
  • カラー版 世界写真史(飯沢耕太郎監修、美術出版社、2004年、執筆・飯沢耕太郎+大日方欣一+深川雅文+井口壽乃+増田玲+倉石信乃+森山朋絵)

執筆論文・執筆記事[編集]

  • 末尾記載の展覧会にちなんで、レオ・ルビンファイン(Leo Rubinfien)の写真作品(『傷ついた街』(2005年)より)についての解説記事(2011年9月6日読売新聞夕刊・「ぎゃらりいモール」に掲載)東京国立近代美術館のページ(関連展覧会:レオ・ルビンファイン 傷ついた街、東京国立近代美術館 ギャラリー4、2011年8月12日(金)~10月23日(日))

脚注[編集]

  1. ^ 増田玲 Rcc.recruit.co.jp  2024年1月6日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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