埼玉県庁襲撃事件

埼玉県庁襲撃事件
事件が発生した埼玉県庁舎
場所 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号(埼玉県庁
座標
北緯35度51分26秒 東経139度38分56.9秒 / 北緯35.85722度 東経139.649139度 / 35.85722; 139.649139座標: 北緯35度51分26秒 東経139度38分56.9秒 / 北緯35.85722度 東経139.649139度 / 35.85722; 139.649139
日付 1973年8月31日
午前11時15分頃
攻撃側人数 約20人
武器 発煙筒爆竹
犯人 防共挺身隊川口青年行動隊メンバー
動機 畑和県知事に対する不満
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埼玉県庁襲撃事件(さいたまけんちょうしゅうげきじけん)は、1973年8月31日の午前11時15分頃、防共挺身隊川口青年行動隊の中村良二ら約20人が埼玉県浦和市(現:さいたま市浦和区)にある埼玉県庁舎を襲撃した事件[1]

概要[編集]

動機は当時の畑和知事が北朝鮮を訪問したり、自衛隊観閲式に反対を表明したこととされる[1]

当時26歳だった中村良二ら約20人は、ジープバイクなど16台で庁舎の正面玄関など2か所に発煙筒爆竹を窓から投げ込んだ[1]

埼玉県警察は9月4日朝までに中村ら7人を住居侵入罪威力業務妨害罪で逮捕した[1][2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『最新 右翼辞典』柏書房、2006年6月10日、246頁。 
  2. ^ “右翼7人を逮捕 埼玉県庁襲撃事件” (日本語). 朝日新聞朝刊. (1973年9月4日)