坂本素魯哉

坂本素魯哉
生誕 1868年11月10日
土佐国長岡郡瓶岩村
死没 (1938-08-03) 1938年8月3日(69歳没)
職業 政治家実業家
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坂本 素魯哉(さかもと そろや[1]1868年11月10日明治元年9月26日[2]) – 1938年昭和13年)8月3日[1])は、日本の銀行家政治家衆議院議員)。実弟は、衆議院議員を務めた坂本志魯雄[3]

生涯[編集]

1868年、土佐国長岡郡瓶岩村(現・高知県)出身[4]。1885年、高知師範学院卒業。1893年、大阪関西法律学校関西大学の前身)を卒業。1896年、明治法律学校明治大学の前身)卒業後、日本銀行に入行。台北出張所に赴任し、台湾銀行創設に参画。1905年、彰化銀行設立に伴い、支配人として招聘され、1914年、専務取締役に就任。1920年、第14回衆議院議員総選挙立憲政友会から高知県第3区に立候補して当選。1921年、台湾総督府評議員に就任。1924年第15回衆議院議員総選挙では選挙区を高知県第4区(高岡郡)に変更して立候補したが、憲政会下元鹿之助に敗れた[5]

後に、彰化銀行頭取に就任した他、様々な企業の役員を務めた。

南国市宍崎の坂本公園に、弟の志魯雄とともに、顕彰記念碑が建立されている[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』290頁。
  2. ^ 衆議院『第四十三回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1920年、30頁。
  3. ^ a b 南国市の史跡と文化財 - 南国市ウェブサイト(「73 異色の坂本兄弟」を参照)
  4. ^ 坂本素魯哉 - 台湾記憶
  5. ^ 第十五回総選挙結果 - 大阪毎日新聞1924年5月13日(神戸大学電子図書館システム)

参考文献[編集]

  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年

外部リンク[編集]