地下鉄赤塚駅

地下鉄赤塚駅[※ 1]
3番出入口(2008年6月)
ちかてつあかつか
Chikatetsu-akatsuka
地図
所在地 東京都練馬区北町八丁目37-16
北緯35度46分11.9秒 東経139度38分38.5秒 / 北緯35.769972度 東経139.644028度 / 35.769972; 139.644028座標: 北緯35度46分11.9秒 東経139度38分38.5秒 / 北緯35.769972度 東経139.644028度 / 35.769972; 139.644028
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
電報略号 チア
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[メトロ 1]36,536人/日
-2022年-
開業年月日 1983年昭和58年)6月24日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 有楽町線[※ 2]
駅番号 Y03
キロ程 3.6 km(和光市起点)
Y 02 地下鉄成増 (1.4 km)
(1.8 km) 平和台 Y 04
所属路線 副都心線[※ 2]
駅番号 F03
キロ程 3.6 km(和光市起点)
F 02 地下鉄成増 (1.4 km)
(1.8 km) 平和台 F 04
備考 業務委託駅メトロコマース
  1. ^ 2004年平成16年)4月1日に「営団赤塚駅」から「地下鉄赤塚駅」に改称[1]
  2. ^ a b 和光市駅 - 小竹向原駅間は両線の共用区間。
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地下鉄赤塚駅(ちかてつあかつかえき)は、東京都練馬区北町八丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)のである。

正式な所在地は駅事務室のある練馬区となっているが、施設は板橋区赤塚新町にも跨っている。練馬区最北端の駅。

有楽町線副都心線が乗り入れる。当駅を含む和光市駅 - 小竹向原駅の区間は、有楽町線と副都心線が線路を共有している。駅番号は有楽町線がY 03、副都心線がF 03である。

歴史[編集]

  • 1972年昭和47年)2月26日:当駅を含む第8号線「成増一工区 - 赤塚二工区」(現・地下鉄成増駅 - 当駅付近)間の土木工事に着手[3][4]。計画段階での仮称は「赤塚」。
  • 1975年(昭和50年)3月25日:第8号線「成増一工区 - 赤塚二工区」間の土木工事完成[3][4]
    • これは、川越街道国道254号)の地下を通る同区間は用地買収がほとんどなく、順調に工事が進められたためである[3]。しかし、前後の区間の完成・開業が大幅に遅れたため、8年間にわたって施設は未供用の状態となっていた[3]
  • 1983年(昭和58年)6月24日帝都高速度交通営団(営団地下鉄)有楽町線の営団成増(現・地下鉄成増) - 池袋間の開通により、営団赤塚駅(えいだんあかつかえき)として開業[2][5]
    • 当駅の北方100 mに位置する東武鉄道下赤塚駅と区別するため、帝都高速度交通営団の略称「営団」を冠した駅名となった。
  • 2003年平成15年)2月:業務委託駅となる。
  • 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[6]。駅名を「地下鉄赤塚駅」に改称[1]
  • 2007年(平成19年)3月18日ICカードPASMO」の利用が可能となる[7]
  • 2008年(平成20年)6月14日:副都心線開業により、当駅は有楽町線と副都心線の共用駅となる[8][9]
  • 2010年(平成22年)9月25日ホームドアの使用を開始[10]
  • 2011年(平成23年)2月23日発車メロディを導入[11]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地下駅川越街道国道254号)の直下にある。改札口は地下1階に2か所設けられ、これらの改札間を連絡する通路がある。

駅西側に所在するグラントハイツ跡地(現:光が丘)の公共住宅化による利用者増加を見込み、開業当初より最大10メートルのホーム幅を確保している[12]

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 有楽町線 有楽町線 新木場方面[13]
副都心線 副都心線 渋谷横浜元町・中華街方面[13]
2 有楽町線 有楽町線
副都心線 副都心線
和光市方面[14]

(出典:東京メトロ:構内図

発車メロディ[編集]

2011年2月23日からスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。

曲は1番線が「レッツトレイン」(福嶋尚哉作曲)、2番線が「始まるよ」(塩塚博作曲)である[15]

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗降人員36,536人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中88位。有楽町線・副都心線の共用区間(和光市駅 - 池袋駅間)では最も少ない。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[16][17]
年度 1日平均
乗降人員[18]
1日平均
乗車人員[19]
出典
1990年(平成02年) 13,762 [* 1]
1991年(平成03年) 12,754 [* 2]
1992年(平成04年) 12,762 [* 3]
1993年(平成05年) 12,682 [* 4]
1994年(平成06年) 12,556 [* 5]
1995年(平成07年) 13,082 [* 6]
1996年(平成08年) 13,411 [* 7]
1997年(平成09年) 13,512 [* 8]
1998年(平成10年) 13,537 [* 9]
1999年(平成11年) 13,311 [* 10]
2000年(平成12年) 13,200 [* 11]
2001年(平成13年) 13,056 [* 12]
2002年(平成14年) [20]25,215 12,981 [* 13]
2003年(平成15年) [20]25,240 13,013 [* 14]
2004年(平成16年) 25,706 13,160 [* 15]
2005年(平成17年) 26,143 13,399 [* 16]
2006年(平成18年) 26,893 13,746 [* 17]
2007年(平成19年) 27,660 14,166 [* 18]
2008年(平成20年) 29,786 15,108 [* 19]
2009年(平成21年) 31,298 15,887 [* 20]
2010年(平成22年) 31,412 15,915 [* 21]
2011年(平成23年) 31,016 15,696 [* 22]
2012年(平成24年) 32,130 16,240 [* 23]
2013年(平成25年) 33,652 16,997 [* 24]
2014年(平成26年) 34,129 17,219 [* 25]
2015年(平成27年) 35,673 17,981 [* 26]
2016年(平成28年) 36,913 18,608 [* 27]
2017年(平成29年) 38,051 19,175 [* 28]
2018年(平成30年) 39,634 19,964 [* 29]
2019年(令和元年) 40,635 20,443 [* 30]
2020年(令和02年) [メトロ 2]31,398
2021年(令和03年) [メトロ 3]33,096
2022年(令和04年) [メトロ 1]36,536

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

駅の上を通る国道254号上に下赤塚停留所(国際興業バス)・下赤塚駅停留所(西武バス)がある。

東武東上線の下赤塚駅北口側には下赤塚駅停留所(国際興業バス)があるが、当駅からはやや離れている。

その他[編集]

PASMOSuicaでの履歴は「地下赤塚」と印字・表示される。

隣の駅[編集]

東京地下鉄(東京メトロ)
Y 有楽町線
各駅停車
地下鉄成増駅 (Y 02) - 地下鉄赤塚駅 (Y 03) - 平和台駅 (Y 04)
F 副都心線
急行
通過
通勤急行・各駅停車
地下鉄成増駅 (F 02) - 地下鉄赤塚駅 (F 03) - 平和台駅 (F 04)

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 有楽町線 営団成増、営団赤塚の駅名を「地下鉄成増」「地下鉄赤塚」に変更いたします。平成16年4月1日』(プレスリリース)営団地下鉄、2003年7月10日。 オリジナルの2003年12月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20031219222519/http://www.tokyometro.go.jp/news/2003-23.html2020年5月2日閲覧 
  2. ^ a b “有楽町線 24日に延長開業”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1983年6月19日) 
  3. ^ a b c d 東京地下鉄道有楽町線建設史、pp.60 - 61。
  4. ^ a b 東京地下鉄道有楽町線建設史、p.67。
  5. ^ 東京地下鉄道有楽町線建設史、pp.245 - 246。
  6. ^ 「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。 オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060708164650/https://www.tokyometro.jp/news/s2004/2004-06.html2020年3月25日閲覧 
  7. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。 オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年5月5日閲覧 
  8. ^ 首都圏の地下鉄ネットワークがますます便利に! 東京メトロ副都心線(和光市~渋谷間)平成20年6月14日(土)開業(予定)ホームドア・エスカレーター・エレベーターなどの施設も充実』(プレスリリース)東京地下鉄、2008年1月31日。 オリジナルの2012年5月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20120516005037/http://www.tokyometro.jp/news/2008/2008-04.html2020年5月6日閲覧 
  9. ^ 平成20年6月14日(土)副都心線開業! 東武東上線、西武有楽町線・池袋線との相互直通運転を開始』(プレスリリース)東京地下鉄、2008年5月14日。 オリジナルの2020年2月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200217162413/https://www.tokyometro.jp/news/2008/2008-25.html2020年5月6日閲覧 
  10. ^ 千川駅、豊洲駅、辰巳駅に設置し、有楽町線全駅にホームドアの設置が完了します! 全179駅中84駅にホームドアの設置が完了しホーム上の安全性が向上』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2013年8月9日。 オリジナルの2019年7月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190719233649/https://www.tokyometro.jp/news/2013/pdf/metroNews20130809_k092.pdf2020年3月7日閲覧 
  11. ^ 有楽町線の発車メロディを制作しました”. スイッチ (2011年4月6日). 2014年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月15日閲覧。
  12. ^ 東京地下鉄道有楽町線建設史』帝都高速度交通営団、1996年7月31日、435頁https://metroarchive.jp/content/ebook_yurakucho.html/ 
  13. ^ a b 地下鉄赤塚駅時刻表 新木場・渋谷・横浜・元町中華街方面 平日”. 東京メトロ. 2023年6月3日閲覧。
  14. ^ 地下鉄赤塚駅時刻表 和光市方面 平日”. 東京メトロ. 2023年6月3日閲覧。
  15. ^ 音源リスト|東京メトロ”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2019年9月28日閲覧。
  16. ^ 板橋区の統計 - 板橋区
  17. ^ 練馬区統計書 - 練馬区
  18. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  19. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  20. ^ a b 瀬ノ上清二(東京地下鉄鉄道本部運輸営業部運転課)「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第55巻第3号(通巻759号)、電気車研究会、2005年3月10日、31頁、ISSN 0040-4047 
東京地下鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
東京都統計年鑑

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]