国際教養科

国際教養科(こくさいきょうようか)とは、日本の高等学校に設置される学科の一種である。

概要[編集]

高等学校設置基準第5条第2号と第6条第2項で「国際関係に関する学科」と定義されているものに該当する。設置目的は概ね「国際的に活躍できる人材を養成するため」「国際的に通用する教養を涵養し、国際的な見地をもつための教育を行うため」とされている。

普通科と比較して、専門教科の英語を中心とする語学教育や異文化理解に関する教育が強化され、ドイツ語フランス語中国語韓国語などから選択する第二外国語学校設定教科による国際理解教育留学などを教育過程に組み込む事例もあり、帰国生徒留学生を受け入れる。

卒後は上級校の外国語学部国際関係学部などへ進学する者が多くみられる。

国際教養科を設置する高等学校[編集]

国際教養科を設置する高等学校を以下に挙げる。かつて設置していた学校を含む。

大阪府立高校の国際教養科は、箕面がグローバル科のほかは全て国際文化科へそれぞれ改編されて「LETS(レッツ)」と愛称されている。

脚注[編集]

関連項目[編集]