国道272号

一般国道
国道272号標識
国道272号
地図
地図
総延長 98.3 km
実延長 98.3 km
現道 98.3 km
制定年 1970年昭和45年)
起点 北海道釧路市
幣舞ロータリー(北緯42度58分48.20秒 東経144度23分9.01秒 / 北緯42.9800556度 東経144.3858361度 / 42.9800556; 144.3858361 (幣舞ロータリー)
主な
経由都市
北海道標津郡中標津町
終点 北海道標津郡標津町
南7西1交差点(北緯43度39分4.73秒 東経145度8分10.61秒 / 北緯43.6513139度 東経145.1362806度 / 43.6513139; 145.1362806 (南7西1交差点)
接続する
主な道路
記法
国道38号標識 国道38号
国道44号標識 国道44号
国道243号標識 国道243号
国道244号標識 国道244号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
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国道272号(こくどう272ごう)は、北海道釧路市から標津郡標津町に至る一般国道である。

概要[編集]

通称は、産業道路、釧標国道、ミルクロードなど。なお、中標津市街地区間を通る中標津バイパスは「バイパス」の通称で親しまれている。

釧路市から釧路郡釧路町別保(別保原野交点)までは国道44号との重複区間である。

大半の区間が平坦地で線形は比較的良好で、全線が地域高規格道路釧路中標津道路と並行しており、一部区間では地域高規格道路としての整備が進められていて、春別道路の区間には立体交差や片側2車線で整備されている箇所があり、釧路外環状道路に接続する。

路線データ[編集]

起点の様子

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

所管[編集]

歴史[編集]

路線状況[編集]

通称[編集]

  • 産業道路
釧路と中標津を結ぶ新規の道路として建設された「根釧開発幹線道路」「産業道路」の名称の名残で、釧路・根室管内の地元住民やドライバーからは国道272号を「産業道路」の通称で親しまれている。
  • 釧標国道
釧路と中標津・標津を結ぶことに由来する。
  • ミルクロード
沿道に酪農家が多く牛乳を運ぶ主要道となっていることから。

バイパス[編集]

  • 中標津バイパス

重複区間[編集]

  • 国道38号国道44号国道336号国道391号(釧路市大町1丁目・幣舞ロータリー(起点) - 釧路市北大通・北大通5丁目、北大通6丁目交点)
  • 国道44号・国道391号(釧路市北大通・北大通5丁目、北大通6丁目交点 - 北海道釧路郡釧路町中央・中央1交点)
  • 国道44号(釧路郡釧路町中央・中央1交点 - 釧路郡釧路町別保・別保原野交点)

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

釧路市
国道38号、国道44号との重複区間は省略)
釧路郡釧路町
川上郡標茶町
野付郡別海町
標津郡中標津町
標津郡標津町

その他[編集]

国道272号の厚岸町トライベツ番外地付近を走行する際、陸上自衛隊矢臼別演習場を通過する。弾着地は国道より離れた位置にあり弾が国道を飛び越える事は無いが、射撃訓練中は危険を知らせる警戒のサイレンや赤色灯の回転と同時に自衛官が巡回しており、演習場区域ではむやみに停車や演習場内に入らない事が望ましい。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年10月11日、釧路市阿寒郡阿寒町白糠郡音別町が合併して、新釧路市発足。
  3. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在

出典[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2022年1月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月16日閲覧。

関連項目[編集]