国平 (浮世絵師) 国平(くにひら、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師。 来歴[編集] 丸丈斎国広の門人、大坂の人。国平と称し文化13年(1816年)に役者絵を描いている。 作品[編集] 「奴そうか両面・三代目中村歌右衛門」 大判錦絵 ※文化13年3月、大坂角の芝居『其九絵彩四季桜』より。「出代(でがわり)や 男女の 二人前 芝翫」の句あり。なお三代目中村歌右衛門はこの前年、江戸中村座で同じ所作事を演じているが、このとき初代歌川豊国描く「うしろめん」にも、この「出代や」の句が記されている。 参考文献[編集] 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※115頁、139頁