吹浦駅
吹浦駅 | |
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駅舎(2023年7月) | |
ふくら Fukura | |
◄遊佐 (7.0 km) (3.6 km) 女鹿► | |
山形県飽海郡遊佐町吹浦字上川原45 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 | 186.1 km(新津起点) |
電報略号 | フラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- | 102人/日(降車客含まず) -2007年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)7月20日[1] |
備考 | 無人駅 |
吹浦駅(ふくらえき)は、山形県飽海郡遊佐町吹浦字
歴史[編集]
- 1920年(大正9年)7月20日:鉄道省陸羽西線(現・羽越本線)遊佐駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1]。
- 1921年(大正10年)11月15日:陸羽西線当駅 - 象潟駅間延伸、途中駅となる[1]。
- 1924年(大正13年)7月31日:線路名称改定、羽越線の駅となる[1]。
- 1925年(大正14年)11月20日:線路名称再改定、羽越線が羽越本線へ改称、同線の駅となる[1]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1981年(昭和56年)10月15日:荷物扱い廃止[2]、簡易委託駅化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 2008年(平成20年)4月1日:簡易委託解除、終日無人駅化。
- 2010年(平成22年)4月1日:管理駅が象潟駅から羽後本荘駅へ変更。
駅構造[編集]
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換・待避・折返し可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡しており、木造駅舎を備える。
カーブした線路上にホームを新設したため、特に上り列車が発着する単式ホーム側は見通しが悪い。このため、単式ホーム跨線橋付近に、「列車接近警報機(トンネル用)」が設置されており、1番線に列車が接近する際に鳴動して列車接近を知らせる。これは一般的に旅客案内目的では無く、トンネル内や見通しが利かない沿線で、保線作業員に列車接近を知らせる目的で使用されるものである。
羽後本荘駅管理の無人駅。2008年(平成20年)3月までは簡易委託駅であった。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | ■羽越本線 | 上り | 酒田方面[4] | 2番線は待避線 |
3 | 下り | 羽後本荘・秋田方面[4] |
- 夜間に1本酒田駅発当駅止まりの普通列車が設定されている。
- 待合室(2023年7月)
- ホーム(2023年7月)
利用状況[編集]
2007年度(平成19年度)の1日平均乗車人員は102人であった[5]。
年度 | 1日平均人数 |
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2000 | 162 |
2001 | 160 |
2002 | 154 |
2003 | 148 |
2004 | 145 |
2005 | 125 |
2006 | 109 |
2007 | 102 |
駅周辺[編集]
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、563頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第89号”. 官報. (1981年10月14日)
- ^ “「通報」●羽越本線本楯駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1981年10月14日)
- ^ a b “駅構内図(吹浦駅)”. 東日本旅客鉄道. 2023年8月4日閲覧。
- ^ “『山形県の鉄道輸送』平成26年度版” (PDF). 山形県. 2016年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月16日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 駅の情報(吹浦駅):JR東日本