名鉄DB6形ディーゼル機関車

名鉄DB6形ディーゼル機関車
基本情報
運用者 名古屋鉄道
所有者 日本通運
製造所 加藤製作所
製造年 1955年
製造数 1両
引退 1970年
主要諸元
軸配置 B
軌間 1,067 mm
全長 5,995 mm
全幅 2,400 mm
全高 2,890 mm
運転整備重量 15.0 t
動力伝達方式 機械式
機関 日野ヂーゼル工業DA57ディーゼル機関1基
制動装置 手動
出力 85 ps/1,300 rpm
テンプレートを表示

名鉄DB6形ディーゼル機関車(めいてつDB6がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて名古屋鉄道で運用されたディーゼル機関車である。1両(6)のみ存在した。

概要[編集]

1955年(昭和30年)、加藤製作所が製造した小型のディーゼル機関車である。

車両の車籍は名古屋鉄道であったが、所有権日本通運にあった。

主に愛知県営側線、築港線で運用されていたが、1965年(昭和40年)に愛知県営側線が名古屋臨海鉄道になったさい、多くの名古屋鉄道のディーゼル機関車が名古屋臨海鉄道が移ったが、DB6形は東名古屋港駅東洋レーヨン専用線で使用するために、そのまま名古屋鉄道に残っている。

1970年(昭和45年)9月に廃車。その後は国鉄中央本線新守山駅アサヒビール名古屋工場側線で使用されたという。

参考文献[編集]

  • 鉄道ピクトリアル2月号別冊「鉄道ピクトリアルアーカイブスセレクション30「名古屋鉄道1960〜1970」 2015年発行
  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1