名古屋情報専門学校

名古屋情報専門学校
地図北緯35度04分07.6秒 東経136度58分05.7秒 / 北緯35.068778度 東経136.968250度 / 35.068778; 136.968250座標: 北緯35度04分07.6秒 東経136度58分05.7秒 / 北緯35.068778度 東経136.968250度 / 35.068778; 136.968250
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人名古屋学園
校訓 いじめを許さない
設立年月日 1977年昭和52年)
共学・別学 男女共学
課程 高等課程・専門課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 情報処理科・情報管理科
学校コード H123310000758 ウィキデータを編集
所在地 458-0924
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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名古屋情報専門学校(なごやじょうほうせんもんがっこう、英文表記:Nagoya College of Information)は、愛知県名古屋市緑区にある私立専門学校

概要[編集]

学校法人名古屋学園が設置する。略称は名情専(めいじょうせん)。

主にソフトウェア情報(コンピュータ)技術習得を目的としている。学校法人電波学園姉妹校。高等課程(一般高校に相当)および専門課程(一般専門学校に相当)があり、高等課程からの5か年一貫教育を目指している。

学科[編集]

全日制[編集]

商業実務高等課程 情報処理科 中卒3か年[編集]

修了者に大学入学資格が認められる専修学校高等課程」として文部科学省より指定されており、卒業者は高卒扱いになるので大学入学資格が認められる。愛知産業大学三河高等学校(商業科)と技能提携しており、本科で実施された授業は同高等学校の単位としても扱われるが、年に数回は同高等学校での授業も行われる。本科への入学者は全員同高等学校を併修するため、本科の進級、卒業は同時に同高等学校の進級、卒業条件を満たす必要がある(片方の条件が欠けると留年となる)。卒業者には同高等学校の卒業証書及び本科の卒業証書が交付されるので、本科を卒業すると、上級校に進学しない場合、最終学歴は高等学校+専門学校卒業となる。そのため、学校名こそ「専門学校」ではあるが、身分は高校生である。

いじめ指導[編集]

当校の教育指針により「いじめのない学校」を提言しているが、毎月いじめ調査の名目で行われる「いじめ調査委員会」は、教員の独断により進行しているため、日頃より圧力によるもみ消しなどが横行しており、機能していないのが現状である。

商業実務専門課程 情報管理科 高卒2か年[編集]

高等課程からの進学者も多い。高等課程と比較すると自由度がある。就職活動へ向けた準備を1年目から行う。

姉妹校の併修[編集]

希望者は姉妹校の短期大学を併修することもできる。卒業すると専門士の称号が与えられる。短期大学を併修すると、一般大学の3年次編入も可能。

科目は、高等課程はMicrosoft OfficeExcelWordの基本操作、主要五科目の内の必要最低限、簡単な法律や経済の仕組みなど。この情報化社会にて「必要最低限必要」な基礎を学ぶことができる。

沿革[編集]

  • 1977年昭和52年) - 創立。
  • 1982年(昭和57年) - 学校法人電波学園の姉妹校となる。
  • 1985年(昭和60年) - 愛知産業大学三河高等学校との併修を開始。
  • 1990年平成2年) - 情報管理科の設置。
  • 2011年(平成23年) - 新校舎完成。
  • 2017年(平成29年) - 2号館完成。
  • 2017年(平成29年) - パソコンのWordExcel2010年(平成22年)度版から2016年(平成28年)度版へ更新。
  • 2022年令和3年) - パソコン室を廃止。ノートパソコンを導入。電子黒板を導入。1号館2号館に渡り廊下を設置。

高等課程について[編集]

年間行事[編集]

授業の内容について[編集]

  • 現代の国語
  • 言語文化
  • 国語表現
  • 数学 I
  • 地理総合
  • 歴史総合
  • 公共
  • 科学と人間生活
  • 地学基礎
  • 体育
  • 保健
  • 書道 I
  • 英語コミニケーション I
  • 家庭基礎
  • 情報 I
  • ビジネス基礎
  • ビジネスコミニケーション
  • 情報テクノロジー(各自教室でのパソコンの授業)[教科書は、全商情報処理検定のものを利用]
  • 総合英語 I
  • 食文化
  • 課題研究
  • 総合実践
  • ワープロ(各自教室でのパソコンの授業)[教科書は、全商ビジネス文書検定のものを利用]
  • 中国語実務(台湾人の日本が上手な先生が指導)
  • ビジネス英会話
  • ジョブトレーニング(本校独特の授業)[一般常識・仕事の練習など]
  • 総合的な探究の時間
  • 特別活動

ルール[編集]

音楽プレーヤーや携帯ゲーム機、マンガ雑誌等は、「学校生活に必要なものではない」として持ち込みが禁止されている。携帯電話の持ち込みも同様の理由で以前は禁止されていたが、親との連絡のために現在は持ち込み可能[いつ基準での現在?]。ただし学校内での使用は禁止されているので(休憩時間も使用できない)登校後に回収され、帰宅時に返却される。また、身だしなみをチェックする「定例検査」が不定期に行われ髪型にも指定があるため、常に整える必要がある。

主な資格取得[編集]

全ての検定に補修があるようである。

など。

クラブ(部活動)・同好会[編集]

クラブ(部活動)

  • バレーボール部
  • サッカー部
  • 卓球部
  • 陸上競技部
  • 軟式野球部
  • パソコン部

同好会

  • バドミントン同好会
  • 鐵道同好会
  • マンガ同好会
  • バスケットボール同好会

進路[編集]

進学希望者が同じ電波学園内にある姉妹校へ通う場合は入学金が全額無料になる。

半分以上の生徒は専門課程に進学する。

就職希望者の場合は校内にある愛知県内各地からの企業求人を基に自分が気に入ったものを探し出して、担任や進路指導主事、教頭らの受験許可を取り付けた後に面接練習の上で就職先に臨む。ただし、進学・就職を含めて3年間の学内成績によっては自分が希望する学校や企業の受験はできないこともある。

過去の当校を卒業した者から、東京大学慶應義塾大学早稲田大学に進学したという情報があるが[どこ?]、詳細は不明。

施設[編集]

体育館[編集]

主に卓球、バドミントン、バスケット、バレーなどが行われる。また、ステージは可動式で行事の時以外は収納してある。体育の授業では体育館と外のスペースを使って行う。コロナ禍前は体育館を2クラスでいっぺんに使っていた。

図書コーナー[編集]

休憩時間等に自由に使うことのできるスペースで、本を読むことができる。ただし持ち込みや貸し出しは行ってない。

専門課程について[編集]

コースについて[編集]

1年生前期は共通。1年後期からITエンジニアコースとITスペシャリストコースに分かれ、2年生になると、ものづくりコースも選ぶ。

① ITエンジニアコース

IT企業への就職を目的として、ネットワークやプログラミング技術などの習得を目指すコース。

システムプログラミングだけでなく、ロボットアームなどを利用したプログラミングなども学ぶことができる。

② ITスペシャリストコース

パソコンの技術を活用しながら、様々な職種で活躍を目指すコース。

お客様とのコミュニケーションや接し方などサービスにおける考え方なども学ぶ。

③ ものづくりコース

製造業を中心としたものづくりに関連する品質管理や仕事の取り組み方を学ぶコース。

座学だけでなく、ジョブトレーニングや企業をお招きして職業実践セミナーなど実践を通して学ぶ。

☆就業力育成コース

障害者雇用枠での活動を希望している学生が対象のコース。

障害を持った学生が自立・自律し、社会で生き生きと働いていくための”人間力”を養う。

  • 個々の力
  • 共同・協働力
  • 自己他己理解
  • 自立・自律心
  • 生活調整力
  • 仕事を楽しむ力

カリキュラム[編集]

一般科目(各コース共通)

  • 一般常識
  • プレゼンテーション
  • 論文指導
  • 経営情報
  • 英語(選択科目)
  • 数学(選択科目)

就業力科目(各コース共通)

  • 就職
  • キャリアデザイン・キャリア支援セミナー
  • ビジネス文書
  • 課題制作
  • 職業実践講座(社会人基礎)
  • ビジネスマナー
  • ビジネスコミュニケーション

専門科目(必須)

  • 画像編集基礎
  • WEBデザイン基礎
  • MOS Word
  • MOS Excel
  • MOS Access
  • MOS PowerPoint
  • IT基礎
  • 基本情報技術者試験対策
  • 応用情報技術者試験対策
  • ホームページ制作
  • CAD
  • サーバ構築
  • 動画編集

専門科目(コース/ITエンジニアコース)

  • プログラミング(C言語)
  • プログラミング(Java)
  • プログラミング(php)
  • Webデザイン応用
  • 職業実践講座(ITエンジニア編)

専門科目(コース/ITスペシャリストコース)

  • Webデザイン応用
  • データベース演習
  • サービスマインド
  • 商業簿記
  • QC

専門科目(コース/モノづくりコース)

  • QC演習
  • 計算実務
  • 職業実践講座(モノ作り編)
  • ジョブトレーニング

名情専の実践・体感教育[編集]

1.ジョブトレーニング

仕事を通して、学び、実践し、身につける

"組み立てや検査、梱包、データ入力”などの幅広い種類の仕事を経験しながら、多くのことを学ぶことができる。

ジョブトレーニングを通して、仕事の中から"やりがい"や"楽しみ”、“面白さ”を見つけることができ、職に就いた後も長く生き生きと働くことができるようになる。

2.インプロヴィゼーション

即興劇からコミュニケーションのコツを学ぶ

インプロとは即興(劇)を意味する言葉。 実際のインプロには台本がなく、瞬間の出来事に即興で対応しながら劇を作り上げていく。このとき、共演者とのコミュニケーションが重要な要素となるため、コミュニケーション能力の向上が期待できる。

授業では体験型講義の形式で学ぶことができるため、楽しみながら取り組むことができる。

コミュニケーション能力の他にも、行動力、協調性、想像力、集中力、面接力の向上も期待できる。

3.インターンシップ

学んだことを現場で実践し、試し、また学ぶ

学んだことをインターンシップで実践することで、さらに力と自信をつけることができる。

4.ロボットアーム

ITスキルとモノづくりを学ぶ

実際に製造の現場にも導入されている、ロボットアーム(Dobot:ドゥーボット)を活用して、ITスキルだけでなく、モノづくりのスキルとしても学ぶ。

ゆくゆくは、ロボットアームを導入している企業への就職にも結びつけていきたいと考えている[誰が?]

検定資格[編集]

行事予定[編集]

最寄り駅[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]