単位

Wikipedia open wikipedia design.

単位どうしの関係を表した図

単位(たんい、: unit)とは、数値で表すための基準となる、約束された一定量のことである。約束ごとなので、同じ種類の量を表すのにも、社会や国により、また歴史的にも異なる多数の単位がある。

漢語の「単位」[編集]

漢語の「単位」は本来仏教用語で、禅宗寺院で修行僧1人ごとに与えられる一畳のスペースを「単」もしくは「単位」と呼ぶ。ここから、一区切りを「単位」と言うようになった。

科学[編集]

物理単位[編集]

国際単位系では単位の定義と単位の書き方は国際的に決められており、数値の後に半角1マス空け、単位を書く。例えば、1.50 kgと書く。

計算において、単位は文字式の文字のように扱えるため、基本的には単位も一緒に計算する。例として、100 g+300 g=400 gや、100 m÷25 s=4.0 m/sのように単位をかきながら計算することで、計算ミスも減る。

連続量ではどれだけの量を単位と定めるかは全く任意であり、決め方が異なる単位の間の比は一般に実数値となり、しかもその比には誤差がつきまとう。実際の量を数値表現するには、具体的に実現された単位量と測定対象の量とを比較しなければならず、必ず誤差がつきまとうからである。だが離散量である個数では1個より小さい単位は考えられず、ひとつひとつ数えることにより原理的には誤差のない測定が可能である。

多くの物理自然科学に関する文書中では、「単位」は物理単位を意味する。

一般[編集]

  • 数学においては「単位」は数の「1」を意味することがあるが、数学以外では「1」に限られたものではなく、状況により様々な数値を取るため注意が必要である。例:単位時間とは、議論の基準となる時間の長さを指す。
  • 離散量を表すときの「人」「個」「冊」などは助数詞であり、正式には単位とは見なされていないが、単位に準ずるものとして扱うことはできる[1]。12をひとかたまりとするダースや12ダースをひとかたまりとするグロスは個数という量の単位と見なせる。
  • 通貨お金の単位については該当項目を参照のこと。

数学[編集]

単位(identity)[編集]

数学において、単位とは、「恒等の作用をするもの」(: identity)を意味する。では、数の1がこれに当たる。

単位(unit)[編集]

また、数学において、単位はの「1」を意味し(: unit)、またそれを想起させるさまざまな意味で用いられることもある。

医学・薬理学[編集]

  • 医薬品等の中には投薬量を「単位」という語で表す物があり、ペニシリンインスリンなどの薬が一定の効き目を示す量を1単位としている。一部品目については「国際単位(IU)」として世界保健機関が規定している(物理単位を規定する「国際単位系」とは別物)。
  • 医学用語ではないが、アルコール乱用の目安飲酒量に「単位(Standard drink)」という単位名が使われることがある。
  • 生存率の単位記号は「%」だけでなく何年後の生存率かを明記する必要がある。例: 5年生存率であれば単位記号「%/5年」と表記される。

出典[編集]

  1. ^ 二村隆夫「丸善 単位の辞典」丸善(2002/03)

関連項目[編集]



This page is based on a Wikipedia article written by contributors (read/edit).
Text is available under the CC BY-SA 4.0 license; additional terms may apply.
Images, videos and audio are available under their respective licenses.

  • Oriflame Üyelik
  • Destek