協進

株式会社協進(きょうしん)は、かつて存在した医薬品・医療機器・医療用検査試薬・介護用品・健康食品・一般用医薬品等の卸売販売を行う企業。 本社を大阪府大阪市中央区に置いていた。現在はケーエスケーの一部。

沿史[編集]

主な取引メーカー[編集]

営業所[編集]

  • 大阪市・豊中市・堺市・東大阪市・摂津市・西宮市・岸和田市・吹田市・枚方市・富田林市・門真市・彦根市・滋賀市・泉南市

備考[編集]

1998年12月、福神株式会社と業務提携した。合併を前提とした提携であったが、前述のとおり、1999年10月に三共系のシンエー及び錦城薬品と合併し、ケーエスケーとなった。その後も暫時、福神との提携が続いたが、2003年に福神とアズウェルがアルフレッサ ホールディングスを設立したため、商圏(関西圏)が重複するため業務提携を解消した。

福神は、医薬品流通業界として珍しく武田・三共の売り上げが拮抗する会社であり、武田薬品から取締役の派遣を受けていた。2003年から武田薬品との交渉を進めたが、クラヤ三星堂(現・メディセオ)、ケーエスケーとの関係からなかなか進展しなかった。福神として関西圏では、武田薬品との取引があるケーエスケーとの合併のほうが武田流通が確保できる利点があったが、アズウェルと合併したため、関西圏での武田流通は望めなくなった。2007年4月、武田出身の渡邉新が社長に就任し、アルフレッサ関西圏の拠点に、武田の流通が開始され、関西圏での武田薬品の販売拡充が図られ、現在「メディパルホールディングス」と激しく拮抗しあっている。