千葉県道6号市川浦安線

主要地方道
千葉県道6号標識
千葉県道6号市川浦安線
起点 千葉県市川市八幡
終点 千葉県浦安市猫実
接続する
主な道路
記法
国道14号
国道298号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

千葉県道6号市川浦安線(ちばけんどう6ごう いちかわうらやすせん)は、千葉県市川市八幡の国道14号との交点を起点とし、浦安市猫実の千葉県道10号東京浦安線千葉県道242号浦安停車場線との交点である「浦安駅前」交差点を終点とする県道主要地方道)である。旧道は行徳街道、現道は行徳バイパス、市川浦安バイパス。

路線データ[編集]

千葉県道6号市川浦安線
市川市押切(2023年2月)
千葉県道6号市川浦安線の終点(浦安駅前交差点)

路線状況[編集]

1955年昭和30年)に県道認定された旧道は、浦安駅前交差点から現道の西側をほぼ並行して走っている。古くは江戸から成田山新勝寺へ向かう参詣客の交通路であり、行徳はその宿場町として栄えた。

行徳・浦安地区の開発事業に伴い、現道にあたるバイパスが1972年(昭和47年)に開通した。江戸川放水路に架かる4車線の新行徳橋(開通当時は有料)によって、行徳地区から対岸にある市川市中心部へのアクセスが向上した。その後も、旧行徳橋は2020年の新橋供用開始まで現役であったが、老朽化が進み、また幅も非常に狭く大型車同士の離合は慎重を要していた。

現道の市川市内は沿道にラーメン店が多く、ラーメン街道の異名を持つ[要出典]

片側2車線の道路だが市川市内を中心に違法駐車が多く、実質的には片側1車線しか通行できない区間が多い。右折レーンも少ない。また、歩道も狭くなっている。なお、ラーメン店が増える以前は、中古車店が多く他に目立つ店舗が少なかったため、マスコミで『中古車秋葉原』と紹介されていた[要出典]

交通量[編集]

平成22年(2010年)時の市川浦安線の交通量において各観測地点での自動車類交通量や昼夜率などでは以下の通りになっている[2]

交通調査地点 昼間12時間自動車類交通量 24時間自動車類交通量 昼夜率 昼夜12時間ピーク比率 昼夜12時間大型車混入率
小型車 大型車 合計 小型車 大型車 合計
市川市香取2丁目12-1(現道区間) 12708台 3112台 15820台 18569台 4212台 22781台 1.44% 9.3% 19.7%
市川市新井2丁目21-12(現道区間) 12116台 1721台 13837台 17242台 2683台 19925台 1.44% 9.8% 12.4%
旧道区間 14750台 2224台 16974台 21039台 3404台 24443台 1.44% 8.8% 13.1%

また現道の幅員構成はいずれの区間も道路部幅員18.40m、車道部幅員14.50m、車道幅員13.50m、中央帯幅員1.00mとなっている。

地理[編集]

通過する自治体[編集]

重複するおもな道路[編集]

道路施設[編集]

交差する道路[編集]

市川市大和田一丁目の国道298号交点「文化会館南交差点」(2023年4月)

現道[編集]

旧道[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 主要施設の管理状況(令和3年4月1日現在)」『令和3年度事業概要』(レポート)千葉県葛南土木事務所、29頁https://www.pref.chiba.lg.jp/cs-katsunan/jigyo/documents/r3gaiyou.pdf2022年9月11日閲覧 
  2. ^ 道路交通センサス一般交通量調査箇所別基本表(PDF).千葉県. 平成22年度. 19から22ページ参照。
  3. ^ 千葉県告示第363号」(PDF)『千葉県報』第13873号、千葉県、2023年9月19日、7頁、2023年11月30日閲覧 

関連項目[編集]