勝浦雅彦

かつうら まさひこ

勝浦 雅彦
生誕 日本の旗 日本千葉県千葉市
職業 コピーライター
CMプランナー
クリエーティブディレクター
著名な実績

著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』

『ひと言でまとめる技術 言語化力・伝達力・要約力がぜんぶ身につく31のコツ』
公式サイト https://note.com/katsufootball
テンプレートを表示
勝浦雅彦が名称考案した法政大学超高層ビルボアソナード・タワー
勝浦雅彦が勤務する電通
勝浦雅彦が生まれた千葉県千葉市

勝浦 雅彦(かつうら まさひこ)は、日本のコピーライターCMプランナークリエーティブディレクター東京コピーライターズクラブ」会員、「宣伝会議コピーライター養成講座」「自主プレゼン力養成講座」講師、「宣伝会議賞」審査員、法政大学特別講師、久留米大学非常勤講師、「つくる人の会」主催を務める。千葉県千葉市出身。

来歴[編集]

千葉県千葉市出身。法政大学法学部法律学科卒業[1]。在学中に法大のシンボル校舎「ボアソナードタワー」の命名者になり、学長表彰を受ける[2]

読売広告社電通九州電通東日本を経て(株)電通に入社[3]

2022年令和4年)1月、初の著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』を出版[3]

2022年(令和4年)3月、Amazonビジネス書ランキングで『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』が売上げランキング第1位をマーク。同時に品切れとなる[4]

現在は、「東京コピーライターズクラブ」会員[5]。「宣伝会議コピーライター養成講座」「自主プレゼン力養成講座」講師、「宣伝会議賞」審査員[6]法政大学特別講師、久留米大学非常勤講師、「つくる人の会」主催を務める。

エピソード[編集]

  • 高校3年生のとき担任の先生から「文章を書いて生きていくためには人間を好きになること」と教わる。大学入学後に「電通クリエーティブ塾」に入塾。大学3年で市ヶ谷に建設されたシンボル校舎の名称を考案。清成忠男総長から表彰された[7]
  • 入社後、営業部に配属された勝浦はクリエイティブ部の異動を夢見て3年間、歯を食いしばり頑張った。その間に日本最大のアマチュア広告大賞でコピーライターの登竜門「宣伝会議賞」に挑戦し続けた。現在、宣伝会議賞の審査員を務めている[8]
  • コピーライターになって数年後、「自分にしかできない仕事とは何か?」と悩んだ。結果「自分が営業となって仕事をとる」ことを選び、スーツに着替え飛び込み営業をはじめた。駆け回った結果「大牟田スイミングスクール」の社長と出会った。後に勝浦の代表コピーとして多数の番組で紹介されることになった。「お母さんの声援が聞こえるから、息継ぎが好き」[9]
  • コピーライターと営業を兼ね、足繁く「お仏壇のコガ」社長のもとに通った。同時期に母を亡くした勝浦は「どうしてあんなに鬱陶しかったのに、こんなに会いたいのだろう」というポスターコピーを提案。社長から「愛やね」と褒められ採用された[10]

制作術[編集]

  • 良いコピーを作る秘訣は「考えて」「準備して」「練習をする」。難しくないようで簡単ではない[11]
  • プレゼンは必要以上に演出をしない。「淡々と」「言葉少なくシンプル」「最後に1つ、結論を残す」[12]
  • 伝わらなくても、相手のために最善を尽くした時、つながりは生まれる[13]

主な仕事[編集]

  • 「その想いも、おあずかりしています」(ぜに屋本店)[14]
  • 「新しい10年がはじまる」(東芝[14]
  • 「去年より恋がうまくなった。なんだかつまらない」(Loft[14]
  • 「お母さんの声援が聞こえるから、息継ぎが好き」(大牟田スイミングスクール)[14]
  • 「お母さん、お母さんになったよ」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「私の下半身は、不自由ですが元気です」(ホワイトハンズ)[14]
  • 「辛い恋なら逃げちゃいなさい。どこへ走っても未来だから」(河北新報[14][15]
  • 「どうかてんさいを、ふつうにしてしまいませんように」(ほっぺるランド[14]
  • 「明日も、『ただいま』を聞かせてください」(自殺予防プロジェクト)[14][16]
  • 「その手は、つながりあうために」(人権啓発プロジェクト)[14][16]
  • 「新聞はキミたちのキャンバスだ!」(福岡新聞学校プロジェクト)[14][17]
  • 「三井でみつけて」(三井不動産[14]
  • 「BITE!」(日本マクドナルド[14]
  • 「アイスサスペンス マイナス7℃の愛(ワナ)」(森永製菓[14] 
  • 「わが子の性の目覚めに、ずっと目をつぶってきた」[14]
  • 「車イスを降りて、私たちは愛しあった」[14]
  • 「いったい何組が 恋をして、今の私なんだろう」[14]
  • 「たいへんな時代に、 家族をつくってくれました」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「子どもたちが かけまわる法事は、幸福です」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「私は、誰かが望んだ、未来なんだ」[14]
  • 「別れがこんなに悲しいのは、幸せだったから」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「「お前も親になればわかる」は、ほんとうでした」[14]
  • 「優しいことばかり、言わないでいてくれました」[14]
  • 「写真のなかのあなたに、どんどん似ていく私」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「この国の 平和をつくったのは、ご先祖様です」[14]
  • 「男の浮気をなくすのは、 戦争をなくすより難しいの」(河北新報社)[14]
  • 「ウソなら死ぬまでつきなさい。それはホントになるから」(河北新報社)[14][15]
  • 「「奥さんと別れる」って約束、「行けたらいく」ってぐらい軽いわ」[14]
  • 「気づいてないかもしれないけど、あれ、別れ話よ」(河北新報社)[14]
  • 「あなたを理由に、みんなが集まってきます」[14]
  • 「都会に仏壇が少ないのは、広さの問題だけだろうか」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「いい報告ばかりしなくて、いいんだよ」[14]
  • 「あなたと同じ年になりました。ほめてくれますか」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「生きている私たちのために、お仏壇はあると思う」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「あなたなら、どうするだろう。ときどき、考えます」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「あとからあとからあの人のこぼれ話が出てくる」[14]
  • 「遅すぎる親孝行なんて、ないと思う」(お仏壇のコガ)[14]
  • 「私が運転すると、助手席は応援席になったりする」[14]
  • 「車なら、家の前までいっしょにいられる」(野間自動車教習所)[14]
  • 「クリスマスはボーナスの後にある。うまくできてるなあ」(Loft)[14]
  • 「生まれたばかりのあなたに、何度「ありがとう」って言っただろう」[14]
  • 「どうしてあんなに鬱陶しかったのに、こんなに会いたいのだろう」(お仏壇のコガ)[10]
  • 「ケンカした?ようやく向き合えたのね」(河北新報社)[15]
  • 「×(バツ)じゃないのよ、×(かける)なの。苦労したぶん、幸せが掛け算になるの」(河北新報社)[15]
  • 「どれだけもらっても、お金はお墓に持っていけないわ」(河北新報社)[15]
  • 「あなたがさしたうしろ指は、あなた自身に向けられている」(人権啓発プロジェクト)[16]
  • 「その手は、つながりあうために」(人権啓発プロジェクト)[16]
  • 「NOT自己完結」(福岡新聞学校プロジェクト)[17] 

受賞歴[編集]

著書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ https://www.hosei-koenkai.org/templates/guidebook/p48.pdf
  2. ^ 自主マスコミ講座 https://ameblo.jp/jishumasu/
  3. ^ a b 【YAHOO!ニュース】就活面接で「世の中に良いことをしたい」と語る学生を必ず落とす役員の"納得の言い分"
  4. ^ 勝浦雅彦Twitter(2022年3月18日)
  5. ^ TCC https://www.tcc.gr.jp/copitan/id/21112009/
  6. ^ 宣伝会議賞は、「賞」ではありません。― 勝浦雅彦
  7. ^ 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』16ページ~20ページ
  8. ^ 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』21ページ~22ページ
  9. ^ 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』28ページ~34ページ
  10. ^ a b 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』102ページ~104ページ
  11. ^ 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』14ページ
  12. ^ 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』186ページ~189ページ
  13. ^ 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』250ページ
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao 勝浦雅彦 | 東京コピーライターズクラブ(TCC)
  15. ^ a b c d e 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』267ページ~269ページ
  16. ^ a b c d 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』278ページ~284ページ
  17. ^ a b 著書『つながるための言葉 「伝わらない」は当たり前』286ページ~290ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]