加瀬純一
| 加瀬純一 七段 | |
|---|---|
| 名前 | 加瀬純一 |
| 生年月日 | 1957年11月26日（66歳） |
| プロ入り年月日 | 1982年8月5日（24歳） |
| 引退年月日 | 2008年3月31日（50歳） |
| 棋士番号 | 156 |
| 出身地 | 千葉県八日市場市（現・匝瑳市） |
| 所属 | 日本将棋連盟（関東） |
| 師匠 | 松田茂役九段 |
| 弟子 | 佐藤和俊、遠山雄亮、戸辺誠、岡部怜央、高橋佑二郎、加藤圭、砂原奏 |
| 段位 | 七段 |
| 棋士DB | 加瀬純一 |
| 戦績 | |
| 竜王戦最高クラス | 5組（19期） |
| 順位戦最高クラス | C級2組（15期） |
| 2024年3月9日現在 | |
加瀬 純一（かせ じゅんいち、1957年11月26日 - ）は、将棋棋士。棋士番号156。千葉県八日市場市（現・匝瑳市）出身。松田茂役九段門下。
経歴・人物[編集]
父の加瀬不知夫は、日本将棋連盟の柏支部長。
1982年のプロ入り以来、タイトル戦で本戦進出歴は無く、第50期・2001年度王座戦の二次予選決勝進出が最高であった。 一般棋戦では、オールスター勝ち抜き戦で1回（第6回・1983年度）、NHK杯で2回（第35回・1985年度及び第52回・2002年度）予選を通過して本戦入りを果たした。 順位戦での勝ち越しは第52期・1993年度の1回(7勝3敗)のみで、第56期・1997年度で3個目の降級点を喫し、同棋戦への参加資格を失いフリークラスに降級。C級2組復帰に要する成績・実績を収められず2008年3月31日に引退[1]。
将棋年鑑にて、自らの将棋を「羽毛」と評している。
弟子[編集]
棋士[編集]
| 名前 | 四段昇段日 | 段位、主な活躍 |
|---|---|---|
| 佐藤和俊 | 2003年10月 1日 | 七段 |
| 遠山雄亮 | 2005年10月 1日 | 六段 |
| 戸辺誠 | 2006年10月 1日 | 七段 |
| 岡部怜央 | 2022年4月 1日 | 四段 |
| 高橋佑二郎 | 2024年4月 1日 | 四段 |
（2024年4月1日現在）
女流棋士[編集]
| 名前 | 女流プロ入り日 | 段位、主な活躍 |
|---|---|---|
| 加藤圭 | 2018年6月21日 | 女流二段、A級在籍3期 |
| 砂原奏 | 2023年9月1日 | 女流2級 |
（2023年9月1日現在）
加瀬は引退直前に公式戦で遠山に敗れ、「師匠への恩返し」をされる形となった。（2007年11月7日・第56期王座戦一次予選3回戦）
在籍クラス[編集]
竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
| 開始 年度 | 順位戦 | 竜王戦 | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T | |||||
| 1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
| 1983 | 42 | C239 | ||||||||||||||||
| 1984 | 43 | C224 | ||||||||||||||||
| 1985 | 44 | C229 | ||||||||||||||||
| 1986 | 45 | C224 | ||||||||||||||||
| 1987 | 46 | C223 | 1 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1988 | 47 | C223 | 2 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1989 | 48 | C228 | 3 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1990 | 49 | C235 | 4 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1991 | 50 | C229 | 5 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1992 | 51 | C234 | 6 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1993 | 52 | C245 | 7 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1994 | 53 | C214 | 8 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1995 | 54 | C221 | 9 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1996 | 55 | C233 | 10 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1997 | 56 | C239 | 11 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1998 | 57 | F編 | 12 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 1999 | 58 | F編 | 13 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 2000 | 59 | F編 | 14 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 2001 | 60 | F編 | 15 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 2002 | 61 | F編 | 16 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 2003 | 62 | F編 | 17 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 2004 | 63 | F編 | 18 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 2005 | 64 | F編 | 19 | 5組 | -- | |||||||||||||
| 2006 | 65 | F編 | 20 | 6組 | -- | |||||||||||||
| 2007 | 66 | F編 | 21 | 6組 | -- | |||||||||||||
| 順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 | ||||||||||||||||||
棋風[編集]
生粋の振り飛車党。
昇段履歴[編集]
昇段規定は、将棋の段級 を参照。
- 1971年 7級 ＝奨励会入会
- 1974年 初段
- 1982年8月5日 四段 ＝プロ入り（当時の奨励会規定）
- 1988年11月25日 五段（勝数規定）
- 2000年4月1日 六段（フリークラス規定）
- 2008年3月31日 引退（フリークラス規定）
- 2015年4月1日 七段（引退棋士規定）[2]
出演[編集]
脚注[編集]
- ^ “2008年3月31日付引退｜将棋ニュース｜日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2017年8月26日閲覧。
- ^ “2015年4月1日付昇級・昇段者｜将棋ニュース｜日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2017年8月26日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 加瀬純一｜棋士データベース｜日本将棋連盟
- 加瀬純一七段 将棋教室
- 加瀬純一七段 将棋教室 (@kase_shogi) - X（旧Twitter）