前田孝行 (男爵)

前田 孝行(まえだ たかゆき、1894年(明治27年)6月13日[1] - 1954年(昭和29年)3月23日[1])は、昭和期の神職華族男爵)。

経歴[編集]

前田対馬守家第14代当主前田孝男爵の子として生まれる[1]1937年12月28日、父の死去に伴い男爵を襲爵した[1]1947年2月3日に爵位を返上した[2]

国幣小社劔神社宮司、別格官幣社尾山神社宮司などを務めた[3][4]

親族[編集]

  • 前妻:静江(1899年 - 1923年)死別
  • 子:孝哉
  • 後妻:とよ子
  • 子:孝男[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 霞会館 1996, p. 542.
  2. ^ 小田部雄次 2006, p. 353.
  3. ^ 尾山神社社務所 1973.
  4. ^ 人事興信所 1943.
  5. ^ 「加賀八家「殿様」たちの末裔 藩主支えた絆 旧男爵家の誇りは今も」『月刊北国アクタス』2014年8月号

参考文献[編集]

  • 小田部雄次『華族:近代日本貴族の虚像と実像』〈中公新書〉2006年。ISBN 4-12-101836-2 
  • 尾山神社社務所 編『尾山神社誌』尾山神社社務所、1973年。 
  • 霞会館 編『平成新修旧華族家系大成』《下巻》吉川弘文館、1996年。 
  • 人事興信所 編『人事興信録』《下》(14版)人事興信所、1943年。 
日本の爵位
先代
前田孝
男爵
前田家(対馬守家)第2代
1937年 - 1947年
次代
爵位返上