兄弟 (なかにし礼の小説)

兄弟」(きょうだい)は、なかにし礼の小説である。

実兄・正一の人生を題材にした自伝的小説となっている。

概要[編集]

破滅的人生を送る実兄・正一に翻弄され、苦闘を強いられた弟・禮三の愛憎と葛藤を描いている。

1997年6月号から1997年12月号までオール讀物に連載(ただし10月号は休載)され、1998年文藝春秋に刊行された。そして第119回直木賞候補になった。文庫本では2001年文春文庫を、2004年新潮文庫として刊行された。

テレビドラマ[編集]

兄弟 〜兄さん、お願いだから死んでくれ〜』のタイトルで、1999年3月10日にテレビ朝日の開局40周年記念スペシャルとしてドラマ化された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

外部リンク[編集]