俗箏

俗箏(ぞくそうまたはぞくごと)とは、雅楽楽箏に対し、近世八橋検校によって始められた箏曲以降の箏、および箏曲を指す。直接の源流となる僧・賢順によって始められた「筑紫箏」および「筑紫流箏曲」は含められない。使用する楽器、詳細については箏曲を参照のこと。

外部リンク[編集]

  • 皇室編集部 編『宮内庁楽部 雅楽の正統』扶桑社、2008年、37頁。ISBN 9784594056599。"雅楽の琵琶から平家琵琶などが派生していったように、近世邦楽のお箏も雅楽の箏から分かれたと考えてよいでしょう。両者を区別するため、雅楽の箏を楽箏、近世邦楽の箏を俗箏と呼びます。楽箏が中国から日本に伝来し、それが俗箏に繋がってゆく流れになります。"。