伊原剛志

いはら つよし
伊原 剛志
伊原 剛志
第28回東京国際映画祭に出席する伊原剛志(2015年)
本名 伊原 剛[1][注 1]
生年月日 (1963-11-06) 1963年11月6日(60歳)
出生地 福岡県北九州市
出身地 大阪府大阪市生野区
国籍 大韓民国の旗 韓国日本の旗 日本
身長 184cm
血液型 O型
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1982年 -
事務所 IHARAオフィス
主な作品
テレビドラマ
ふたりっ子
こちら本池上署』シリーズ
新選組!
はつ恋
花子とアン
映画
ガメラ 大怪獣空中決戦
半落ち
硫黄島からの手紙
BRAVE HEARTS 海猿
相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ
 
受賞
日本映画批評家大賞
助演男優賞
2006年硫黄島からの手紙
プンタデルエステ国際映画祭
主演男優賞
2012年汚れた心
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伊原 剛志(いはら つよし、本名:伊原 剛〈読み同じ〉、: 이하리 쓰요시, 1963年11月6日 - )は、日本俳優実業家ケイダッシュ所属を経て、現在は個人事務所「IHARAオフィス」所属[3]在日韓国人三世として生まれ、現在は日本に帰化している[4]

来歴・人物[編集]

1963年11月6日、福岡県北九州市に生まれる[5]。4歳の頃、大阪府大阪市生野区へ移り住む[6]大阪府立今宮高等学校卒業[7]

1982年、ジャパンアクションクラブに入団[6]。1983年、舞台『真夜中のパーティ』で俳優デビュー[5]。1984年、『コータローまかりとおる!』で映画初出演を果たす[5]

1992年、お好み焼き屋を開業[7][注 2]

1996年の『ふたりっ子』でヒロインの幼なじみ役を演じ、全国的な知名度を得る[8]

2006年の映画『硫黄島からの手紙』では西竹一を演じた[9][10]

2012年にはブラジル映画『汚れた心』での演技により、第15回プンタデルエステ国際映画祭の主演男優賞を受賞する[11][12]

2014年4月期、『トクボウ 警察庁特殊防犯課』で連続テレビドラマに初主演[13]

2015年、「COTTON USA AWARD 2015」を受賞[14]

2016年、桂雀々に弟子入り。雀々や剛々の高座名で落語家デビューした[15]

2018年10月、経営していたお好み焼き店をホットランドに売却し、飲食経営から撤退した。

2020年1月20日、前年末に所属事務所・ケイダッシュとの契約を終了し、個人事務所「IHARAオフィス」を設立したことを発表[3]。2月4日、YouTubeに公式チャンネル「IHARA Channel」を開設。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

ウェブドラマ[編集]

  • 全裸監督2(2021年6月24日 全話配信、Netflix) - 海野晃一 役

オーディオドラマ[編集]

  • BATMAN 葬られた真実(2022年、Spotify) - トーマス・ウェイン 役[21]

ビデオ用作品[編集]

舞台[編集]

ドキュメンタリー[編集]

  • アクションスターはこうして作る!! -汗と涙の特訓合宿- (1985年、日本テレビ)

その他[編集]

CM[編集]

著書[編集]

受賞歴[編集]

2022年

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 本名に「志」の一字を付け加えた芸名は、彼が高校在学中にアルバイトしていた居酒屋の経営者によってつけられたものである[2]
  2. ^ 「ぼちぼち」は、のちに「ごっつい」へと改名。

出典[編集]

  1. ^ “伊原剛志&常盤貴子 日系夫婦役で海外映画主演”. Sponichi Annex. (2011年8月18日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/08/18/kiji/K20110818001431780.html 2015年2月24日閲覧。 
  2. ^ 小川健 (2007年10月18日). “ぴいぷる - 伊原剛志 - 志をもって極める”. ZAKZAK. https://www.zakzak.co.jp/people/archive/20071018.html 2015年2月24日閲覧。 
  3. ^ a b “伊原剛志、昨年末にケイダッシュから独立 個人事務所「IHARAオフィス」設立”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年1月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2153530/full/ 2020年1月20日閲覧。 
  4. ^ 「30歳まで選挙権がなかった」俳優・伊原剛志が政治的発言を続けるワケ”. FINDERS (2021年10月29日). 2023年11月24日閲覧。
  5. ^ a b c “【伊原剛志】年商100億円のお好み焼きチェーン経営! これも役者のため”. ZAKZAK. (2012年7月20日). https://www.zakzak.co.jp/people/news/20120720/peo1207200734000-n1.htm 2015年2月24日閲覧。 
  6. ^ a b 俳優 伊原剛志さん”. 30ans. トランタンネットワーク新聞社 (2003年). 2015年2月24日閲覧。
  7. ^ a b 第4回 株式会社アイチーム・アイテム代表 俳優 伊原剛志 (1/5)”. ドリームゲート. 2015年2月24日閲覧。
  8. ^ インタビュー 伊原剛志 (俳優) - 映画『A LITTLE STEP』について”. INTRO (2009年10月17日). 2015年2月24日閲覧。
  9. ^ 「硫黄島からの手紙」バロン西役 - 伊原剛志インタビュー (1/2)”. 映画.com (2006年12月15日). 2015年2月24日閲覧。
  10. ^ 「硫黄島からの手紙」バロン西役 - 伊原剛志インタビュー (2/2)”. 映画.com (2006年12月15日). 2015年2月24日閲覧。
  11. ^ 伊原剛志、「プンタデルエステ国際映画祭」で日本人初の主演男優賞”. モデルプレス (2012年3月23日). 2015年2月21日閲覧。
  12. ^ 伊原剛志、主演のブラジル映画で主演男優賞もいまだトロフィ届かず苦笑い”. 映画.com (2012年7月21日). 2015年2月24日閲覧。
  13. ^ “高橋秀武「トクボウ」TVドラマ化 主人公の警視は伊原剛志”. コミックナタリー. (2014年2月21日). https://natalie.mu/comic/news/110306 2014年2月21日閲覧。 
  14. ^ 藤本美貴:7月末に出産控え体重10キロ増 第2子は「女の子の可能性高い」”. まんたんウェブ (2015年5月14日). 2015年5月14日閲覧。
  15. ^ “伊原剛志が落語家デビュー 高座名は「雀々や剛々」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年12月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/04/kiji/K20161204013844980.html 2016年12月4日閲覧。 
  16. ^ 番組エピソード 愛の形はさまざま!『恋愛ドラマ特集』-NHKアーカイブス
  17. ^ “日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW 東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの”. WOWOWオンライン (WOWOW). http://www.wowow.co.jp/dramaw/kakkou/ 2016年1月23日閲覧。 
  18. ^ “伊原剛志、宿ナシ無一文だけど食の天才 ゴールデンタイムの連ドラ初主演”. ORICON STYLE. (2016年6月3日). https://www.oricon.co.jp/news/2072764/full/ 2016年6月3日閲覧。 
  19. ^ “長谷川博己、推理サスペンス初主演 作者・法月綸太郎氏も太鼓判”. ORICON STYLE. (2016年9月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2077695/full/ 2016年9月1日閲覧。 
  20. ^ “乃木坂46・筒井あやめ、連ドラ初出演! 伊原剛志の“影のホームズ”に”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年9月28日). https://news.mynavi.jp/article/20220928-2464503/ 2022年9月28日閲覧。 
  21. ^ 大谷亮平、中島美嘉、岩田剛典、松井玲奈らがバットマンほかキャラクター演じる音声コンテンツ『BATMAN 葬られた真実』、Spotifyにて世界独占配信スタート”. SCREEN ONLINE. 近代映画社 (2022年5月3日). 2022年5月6日閲覧。
  22. ^ 木場勝己、伊原剛志ら出演、藤田俊太郎演出で『リア王の悲劇』を上演 新訳のフォーリオ版を日本で初舞台化”. SPICE. イープラス (2024年4月23日). 2024年4月24日閲覧。
  23. ^ “菅田将暉がベストジーニストに輝く、窪塚愛流と横田真悠はさらなる飛躍誓う”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年11月10日). https://natalie.mu/eiga/news/500805 2022年11月10日閲覧。 

外部リンク[編集]