仙名彩世

せんな あやせ
仙名 彩世
生年月日 (1988-12-03) 1988年12月3日(35歳)
出身地 日本の旗 日本 宮城県名取市
身長 162cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 2008年 -
活動内容 2008年:宝塚歌劇団入団、花組配属
2017年:花組トップ娘役就任
2019年:宝塚歌劇団退団
2020年:芸能活動再開
事務所 キューブ
公式サイト 仙名彩世オフィシャルサイト
主な作品
宝塚歌劇
ME AND MY GIRL
仮面のロマネスク
ポーの一族
CASANOVA
舞台
ミス・サイゴン
備考
宝塚歌劇団卒業生
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仙名 彩世(せんな あやせ、1988年[1]12月3日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団花組トップ娘役[2]

宮城県名取市[1]宮城第二女子高等学校出身[3]。身長162cm[1]。血液型A型[1]。愛称は「ゆき」[3]

所属事務所はキューブ[1]

来歴[編集]

2006年、宝塚音楽学校入学[1]

2008年、宝塚歌劇団に94期生として首席入団[4][5]月組公演「ME AND MY GIRL」で初舞台[4][2]。その後、花組に配属[4][2]

新人公演時代はヒロインに抜擢されることは無かったが、悪役など個性的な役柄を演じ、三拍子揃った実力派として舞台を支える[6]

2013年の「フォーエバー・ガーシュイン」でバウホール公演初ヒロイン[7][8]

2015年の「風の次郎吉」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、専科北翔海莉の相手役を桜咲彩花と務め、東上公演ダブルヒロイン[9][10]

2016年の「For the people」(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場公演)で、専科理事・轟悠の相手役を務め、東上公演単独初ヒロイン[9][2]。続く初舞台作品の再演となる「ME AND MY GIRL」では、歴代ベテラン娘役が演じてきたマリア公爵夫人役を、若くして役替わりで演じる[6]

2017年2月6日付で花組トップ娘役に就任[8][1]明日海りおの3人目の相手役として、同年の全国ツアー「仮面のロマネスクEXCITER!!2017」でトップコンビお披露目[9][8]。新人公演のヒロイン経験が無い娘役がトップ就任するのは、元雪組トップ娘役・神奈美帆以来32年ぶりのこととなり、入団9年目でのトップ就任[注釈 1]も、娘役としては異例の遅咲きとなった[11][5]

2019年4月28日、「CASANOVA」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[12][2]

退団後はキューブ所属となり、舞台を中心に活動を続けている[1]

人物[編集]

子供の頃からバレエを習い、学生時代は「怪我をしたら困る」と運動部には入らなかった[9]

高校は地元仙台市でも有数の進学校へ進学[9]。新体操部の友人に影響され、歌にも興味を持ち、自分探しを始めた頃、母から宝塚受験を勧められる[9]。調べてみると、三味線もタップダンスも授業にあり、ここならやりたいことが見つけられるかもと思い、受験2ヶ月程前に音楽学校受験を決意[9]。1回の受験で合格を果たした[9]

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

初舞台[編集]

花組時代[編集]

花組トップ娘役時代[編集]

出演イベント[編集]

  • 2009年7月、『宝塚巴里祭2009』[13]
  • 2010年1月、第3回『マグノリア・コンサート・ドゥ・タカラヅカ』
  • 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
  • 2014年7月、『宝塚巴里祭2014』[14]
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2016年4月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
  • 2019年3月、仙名彩世ミュージック・サロン『Sen-se』 主演[15]

宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]

舞台[編集]

ドラマ[編集]

広告・CM[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ トップお披露目時には10年目。
  2. ^ 乙羽映見休演により、宝塚大劇場公演のみ代役でエトワールを務めた。
  3. ^ a b 桜咲彩花と役替わり。
  4. ^ 知念里奈・松原凜子とトリプルキャスト。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 仙名彩世 公式プロフィール キューブオフィシャルサイト。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 仙名彩世サヨナラ特別番組「永遠の愛を込めて…」 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  3. ^ a b 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、21頁。ISBN 978-4-86649-089-2
  4. ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 120.
  5. ^ a b c d 遅咲きの宝塚花組トップ娘役仙名退団「素晴らしい奇跡」に感謝 デイリースポーツ。
  6. ^ a b c d e “花組娘役トップ、仙名彩世さん退団へ”. 産経新聞. (2018年10月15日). https://www.sankei.com/article/20181015-FZMRVTDKKRNCRMYSS44IO2CORY/ 2018年10月15日閲覧。 
  7. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 244.
  8. ^ a b c d e “宝塚歌劇団、花組の次期トップ娘役に仙名彩世”. ステージナタリー. (2016年9月30日). https://natalie.mu/stage/news/203732 2016年9月30日閲覧。 
  9. ^ a b c d e f g h i j k 異例遅咲き 花組新トップ娘役/仙名彩世 日刊スポーツ。
  10. ^ a b 【公演評】花組ドラマシティ「風の次郎吉-大江戸夜飛翔-」 スターファイル。
  11. ^ a b 宝塚歌劇団32年ぶりの異例のトップ娘役、仙名彩世お披露目 デイリースポーツ。
  12. ^ a b “宝塚花組トップ娘役・仙名彩世退団発表 異例の遅咲き実力派”. デイリースポーツ (株式会社デイリースポーツ). (2018年10月15日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/10/15/0011733432.shtml 2018年10月15日閲覧。 
  13. ^ 宝塚巴里祭2009('09年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  14. ^ 宝塚巴里祭2014('14年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  15. ^ 仙名彩世ミュージック・サロン「Sen-se」('19年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  16. ^ 「シャボン玉とんだ〜」に畠中洋、吉野圭吾、濱田めぐみ、福井晶一、土居裕子ら ステージナタリー。
  17. ^ 美弥るりか主演 the wonder『MIYA COLLECTION』公演詳細発表!”. 演劇キック (2020年11月27日). 2020年11月27日閲覧。
  18. ^ いよいよ開幕!オリジナルミュージカル『ゴヤ-GOYA-』 仙名彩世インタビュー 演劇キック。
  19. ^ 宮田俊哉主演の音楽劇『GREAT PRETENDER』全キャスト解禁 美弥るりか&加藤諒ら実力派が参加 オリコンニュース。
  20. ^ 彩吹真央が“五重人格”のヒロインに「五番目のサリー」脚本・演出は荻田浩一 ステージナタリー。
  21. ^ TipTapの新作ミュージカル「20年後のあなたに会いたくて」に田村良太・仙名彩世ら ステージナタリー。
  22. ^ 松下洸平主演の新作音楽劇『夜来香ラプソディ』山西惇、山内圭哉、壮一帆らも出演 エンタステージ。
  23. ^ 「ミス・サイゴン」2022年公演、市村正親・高畑充希・昆夏美・屋比久知奈らが再集結 ステージナタリー。
  24. ^ "ジョン・ケアードの新演出版「ジェーン・エア」に上白石萌音×屋比久知奈×井上芳雄". ステージナタリー. 株式会社ナターシャ. 11 March 2022. 2022年3月11日閲覧
  25. ^ ミュージカル「のだめカンタービレ」に有澤樟太郎・仙名彩世ら、音楽は和田唱 ステージナタリー。
  26. ^ 宮城県. “特集2/宮城の魅力を世界に発信 「みやぎ絆大使」 新大使の皆さんを紹介します(みやぎ県政だより平成31年3月4月号)”. 宮城県. 2023年6月11日閲覧。
  27. ^ 宮城県. “みやぎ絆大使”. 宮城県. 2023年6月11日閲覧。
  28. ^ リバーレースのトップメーカーが自社ECサイトをオープン! モデルには元宝塚歌劇団花組トップ娘役「仙名彩世」氏を起用。”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2020年11月16日). 2023年6月8日閲覧。
  29. ^ 新CMタレント 仙名 彩世(せんな あやせ)さん 起用のご案内新商品「パキット」のCMを4月1日(土)より放映”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年3月31日). 2023年6月8日閲覧。
  30. ^ 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2
  31. ^ 『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8

参考文献[編集]

外部リンク[編集]