井狩春男

井狩 春男(いかり はるお、1945年3月13日 - ) は、日本のエッセイスト評論家埼玉県出身。

経歴・人物[編集]

中央大学第二文学部仏文科中退。その後、書籍取次店の鈴木書店に入社。店売で商品知識を身につけ、やがて対出版社の窓口である仕入部に配属される。出版界初の手書きによる情報誌「日刊まるすニュース」を一人で担当する。

1985年、『返品のない月曜日』によりデビュー。

新風舎出版賞の審査委員長も務め、さらに自身の著書『本は読むより書く方が10倍楽しい』でも同賞に応募することを勧めているなど、新風舎との関わりが深かった。

著書[編集]

  • 『返品のない月曜日』(1985年筑摩書房 1989年ちくま文庫
  • 『文庫中毒』(1992年ブロンズ新社
  • 『井狩春男書店 本の定食屋さん』(1992年、モード学園出版局
  • 『本屋通いのビタミン剤』(1993年、ちくま文庫)
  • 『本屋さんまで50歩 より道ブックガイド』(1993年、ブロンズ新社)
  • 『井狩春男のヘア・ヌード完全カタログ』(1994年飛鳥新社
  • 『いい日カラオケ』(1994年、日本ヴォーグ社)
  • 『本を読んでる金曜日』(1994年、にっかん書房)
  • 『ベストセラーの方程式』(1995年、ちくま文庫)
  • 『猫よ、本をまたぐな』(1995年、平原社)
  • 『井狩春男のヘンテコ本が好きなんだ』(1997年、イーハトーブ出版)
  • 『活字の天国』(1997年、エー・ジー出版)
  • 『岩波新書を読む』(1998年岩波新書
  • 『本好きにささげる52のパラダイス』(1998年、とりい書房)
  • 『著者と編集者にささげるベストセラーのつくり方』(1998年、とりい書房)
  • 『本の虫』(2002年弘文堂
  • 『この本は100万部売れる』(2002年、光文社
  • 『本は読むより書く方が10倍楽しい』(2002年、新風舎
  • 『糖尿病を治すコツ』(2004年共同通信社
  • 『胸うつ響きの名詩たち 思い出のポエム』(2004年毎日新聞社
  • 『学校で習ったあの名詩』(2007年PHP文庫

外部リンク[編集]