上田希由翔
千葉ロッテマリーンズ #10 | |
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2024年4月 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛知県岡崎市 |
生年月日 | 2001年8月12日(22歳) |
身長 体重 | 183 cm 96 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 三塁手、一塁手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト1位 |
初出場 | 2024年4月3日 |
年俸 | 1600万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について |
上田 希由翔(うえだ きゅうと、2001年8月12日 - )は、愛知県岡崎市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。千葉ロッテマリーンズ所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
岡崎市立六ツ美北部小学校で1年生の時に野球を始め、岡崎市立南中学校在学時は硬式野球のクラブチームである幸田ボーイズでプレーしていた[2]。
愛知産業大学三河高等学校では2年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会に4番打者として出場し、横浜高校との初戦で2安打を記録したが、チームは敗れた[3]。3年夏は愛知大会準々決勝で髙橋宏斗擁する中京大中京に敗れた[4]。高校通算46本塁打[5]。愛知県内では同世代の石川昂弥と共にスカウトから高い評価を受けていたが、大学進学を決断した[6]。
明治大学に進学後、1年秋から4番を務めた[7]。3年時はリーグ戦で春秋連覇を達成し、第53回明治神宮野球大会でも優勝した[8][9]。また、同年開催されたハーレムベースボールウィークの日本代表に選出された[2]。4年時には2023年7月に開催された日米大学野球選手権大会の日本代表に選出された[2]。
9月13日にプロ志望届を提出し[10]、同年10月26日のドラフト会議では、度会隆輝、草加勝、細野晴希を抽選で外した千葉ロッテマリーンズから1位指名を受け[11][12]、11月26日に契約金1億円、年俸1600万円(金額は推定)で契約合意した[1]。背番号は10[13]。
ロッテ時代[編集]
2024年、オープン戦8試合で、打率.250(16打数4安打)、0本塁打、0打点と結果を残せず、開幕二軍スタートをなったが[14][15]、4月2日に腰痛のため登録抹消された安田尚憲と入れ替わる形で一軍登録され、4月3日の福岡ソフトバンクホークス戦に「6番・一塁手」としてプロ初先発出場した[16]。
選手としての特徴・人物[編集]
ゆったりとした構えから振り切るスイングが特徴で、勝負強い打撃が魅力の強打者[17]。対応力にも優れており、小さな足の上げ幅で内外角や緩急に上手く合わせられる[18]。また、バットコントロールと選球眼の良さも武器[19][18]。
三塁守備では強肩かつ送球も優れている[17]。
50m走のタイムは6秒0、遠投95mを記録[17]。
名前の希由翔(きゅうと)は生まれたばかりの息子を「本当に可愛い」と思った父親に、英語で「可愛い」を意味する「Cute(キュート)」から「きゅうと」と名付けられた[20]。漢字は「希望に向かって自由に羽ばたいてほしい」という母親の思いが込められている[20]。愛称は「カイリュー」[21]。これはポケットモンスターに登場するキャラクター・カイリューと、自身の顔と体の動きが似ているため(明治大学時代の同期生・蒔田稔が命名)[21]。
詳細情報[編集]
記録[編集]
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2024年4月3日、対福岡ソフトバンクホークス2回戦(福岡PayPayドーム)、6番・一塁手で先発出場[22]
- 初打席:同上、1回表に東浜巨から空振り三振
- 初安打:2024年4月4日、対福岡ソフトバンクホークス3回戦(福岡PayPayドーム)、2回表に大津亮介から二塁内野安打[23]
- 初打点:2024年4月12日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(楽天モバイルパーク宮城)、7回表に藤平尚真から左犠飛
背番号[編集]
- 10(2024年 - )
代表歴[編集]
脚注[編集]
- ^ a b 「ロッテD1位・上田希由翔、地元の英雄・徳川家康のように「息の長い選手」を目指す」『サンケイスポーツ』2023年11月27日。2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c 「上田 希由翔|大学」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「横浜 対 愛知産大三河 - スコア速報 - 夏の甲子園2018」『日刊スポーツ』。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「中京大中京、誉、桜丘がベスト4!【愛知大会トーナメント表】」『高校野球ドットコム』2019年7月25日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「上田希由翔」『週刊ベースボールONLINE』。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「中日・1位石川昂弥と同等評価も…愛産大三河高の大砲・上田希由翔は大学で守備磨きプロ目指す!」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2019年12月11日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「野球 - 明治大学・上田希由翔 歴代10傑に入る打点数、主将はどこまでもチームのために行動」『4years.』2023年10月6日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「明大、春秋連覇42度目優勝 慶大V逸/東京六大学」『サンスポ』2022年11月6日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「明大、6年ぶり最多7度目の神宮大会優勝 エース村田が103球完封、中日ドラ2村松1安打」『Full-Count』2022年11月24日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「プロ野球志望届提出者 2023年度」『公益財団法人 全日本大学野球連盟』。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「千葉ロッテマリーンズ 選択選手一覧 | 2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」『NPB.jp 日本野球機構』。2023年11月10日閲覧。
- ^ 「【ドラフト会議】ロッテ、3度抽選外れて明大・上田を指名 吉井監督「ロッテの顔になるような選手に」」『スポーツニッポン』2023年10月26日。2023年12月7日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】新入団選手発表会で新人選手の背番号発表 ドラ1明大・上田希由翔は「10」」『日刊スポーツ』2023年12月7日。2024年4月7日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】ドラ1上田希由翔の開幕2軍決定「いても試合に出る機会が少なくなる」吉井監督」『日刊スポーツ』2024年3月26日。2024年4月4日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】ドラフト1位・上田希由翔は開幕2軍へ 吉井監督が明言「いろいろ理由はあります」」『スポーツ報知』2024年3月26日。2024年4月4日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】ドラ1上田希由翔が1軍デビューも3打数無安打「しっかり結果を」」『日刊スポーツ』2024年4月3日。2024年4月4日閲覧。
- ^ a b c 「DeNA/広島など5球団注目の勝負強い打撃で大学通算10発の左の強打者!上田希由翔/明治大【ドラフト候補2023】」『ラブすぽ』2023年10月7日。2024年2月20日閲覧。
- ^ a b 「ロッテのドラ1指名・上田希由翔ってどんな選手? 明治大史上最多打点記録を樹立した左の強打者」『THE DIGEST』2023年10月26日。2024年2月22日閲覧。
- ^ 「「外れ外れ外れ1位」明大・上田希由翔が新人王の可能性 ロッテ指名の巧打者に他球団の本音は」『AERA dot.』2023年11月3日。2024年2月22日閲覧。
- ^ a b 武田千怜「ロッテD1位・上田希由翔、地元の英雄・徳川家康のように「息の長い選手」を目指す page2」『サンスポ』2023年11月27日。2024年2月20日閲覧。
- ^ a b 武田千怜「明大に上田希由翔(きゅうと)あり! 2戦連発 愛称は「カイリュー」/東京六大学」『サンスポ』2022年9月12日。2024年2月20日閲覧。
- ^ 「ロッテのドラ1上田がプロ初出場 「6番・一塁」でスタメン」『スポーツニッポン』2024年4月3日。2024年4月3日閲覧。
- ^ 「【ロッテ】ドラ1ルーキーの上田希由翔がプロ初安打、意地のヘッドスライディングで内野安打」『日刊スポーツ』2024年4月4日。2024年4月4日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 上田希由翔 - NPB.jp 日本野球機構
- 10 上田希由翔 選手名鑑 - 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE