一木豊

一木 豊(いちき ゆたか、1934年1月14日 - 2008年12月24日)は、日本の実業家テレビ東京の社長・会長を務めた。東京都出身。

経歴・人物[編集]

東京都立戸山高等学校を経て、1957年早稲田大学政治経済学部卒業[1]。同年に日本経済新聞社に入社[1]

ワシントン支局長、政治部長、電波本部長を経て、1986年3月に取締役に就任[1]1989年6月に常務、1992年3月に専務を経て、1996年6月にテレビ東京社長に就任[1]。デジタル衛星放送事業への参入に力を入れ[2]ポケモンショックが起きた際には、事態の説明[3]と自社独自のガイドラインの策定を行い[4]、事態の収拾を図った。2001年6月に会長に就任[1]日本民間放送連盟副会長も務めた[5]

2008年12月23日肝不全で死去[6]。74歳没。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 人事興信所 2003, い221頁.
  2. ^ 1997年7月25日 日本経済新聞 朝刊 p11
  3. ^ 1997年12月19日 日本経済新聞 朝刊 p39
  4. ^ 1998年4月9日 日本経済新聞 夕刊 p19
  5. ^ 民放連について | 一般社団法人 日本民間放送連盟
  6. ^ 2008年12月24日 日本経済新聞 朝刊 p35

参考文献[編集]

  • 人事興信所 編『人事興信録 第42版 上』人事興信所、2003年。