一意性制約

一意性制約 (いちいせいせいやく、Unique Constraint)とは、データベースにおいてデータを追加、更新する際の制約の一つで、列あるいは列のグループに含まれるデータが、テーブル内のすべての行で一意(「他に同じデータがない」の意味)であることを要求する。なお、この一意性制約にNOT NULL制約を加えたものが主キー制約であると考えることもできる。

構文[編集]

テーブル作成の際に、以下のようにSQLステートメントを記述する。

1. 列制約として定義する方法:

CREATE TABLE テーブル名 (     列名1 列1データ型 CONSTRAINT 制約名 UNIQUE,     列名2 列2データ型     [・・・,列名n 列nデータ型] ); 

2. テーブル制約として定義する方法:

CREATE TABLE テーブル名 (     列名1 列1データ型,     列名2 列2データ型,     [・・・列名n 列nデータ型,]     CONSTRAINT 制約名 UNIQUE (列名1) ); 

3. 列のグループに対して一意性制約を定義する方法:

CREATE TABLE テーブル名 (     列名1 列1データ型,     列名2 列2データ型,     [・・・列名n 列nデータ型,]     CONSTRAINT 制約名 UNIQUE (列名1,列名2,・・) ); 

「CONSTRAINT 制約名」の指定は任意である。

ALTER TABLEステートメントを使うこともできる。

関連項目[編集]