ヴィンセント・バック・コーポレーション

ヴィンセント・バック・コーポレーション
Vincent Bach Corporation
本社所在地 インディアナ州エルクハート
設立 1918年
業種 楽器
関係する人物 ヴィンセント・バック(創業者)
スコット・M・ジェルヴェ(ゼネラルマネジャー)
外部リンク https://www.bachbrass.com/
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ヴィンセント・バック・コーポレーションVincent Bach Corporation )は、アメリカ1918年から1961年にかけて存在した金管楽器製造会社である。 現在はスタインウェイ・ミュージカル・インスツルメンツ傘下、コーン・セルマー内ブランドである。

概要[編集]

ヴィンセント・バック・コーポレーションは1918年にウィーン生まれのトランペット奏者ヴィンセント・バック(出生名:フィンンツェント・シュローテンバッハ、Vincent Schrotenbach、1890年 - 1976年)によって設立された。創業当初はマウスピース製造を目的としていたが1924年にはトランペットを製造しはじめている。

この数年間でヴィンセント・バック・コーポレーションはアポロ (Apollo) 、ミネルバ (Minerva) 、マーキュリー (Mercury) 、メルセデス (Mercedes) 、ストラディバリウス (Stradivarius) などのブランド名でトランペット、コルネットフリューゲルホルントロンボーンを製造した。しかし1961年セルマーUSA社に買収され傘下となり、ヴィンセント・バックは辞任した。

買収後もヴィンセント・バック・コーポレーションの楽器設計は維持され、バック・ストラディバリウス (Bach Stradivarius) の名で販売されている。

全米自動車労働組合364地域の呼びかけで、2006年4月から2009年8月まで、計3年4ヶ月の間従業員がストライキを行った。その間も製造、供給は継続された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]