ローマ・チャンピーノ空港

ローマ・チャンピーノ空港
Aeroporto di Roma-Ciampino
IATA: CIA - ICAO: LIRA
概要
国・地域 イタリアの旗 イタリア
所在地 ラツィオ州ローマ県
チャンピーノ
母都市 ローマ
種類 公用
運営者 ADR
運用時間 24時間
標高 130 m (427 ft)
座標 北緯41度47分57.70秒 東経12度35分41.77秒 / 北緯41.7993611度 東経12.5949361度 / 41.7993611; 12.5949361座標: 北緯41度47分57.70秒 東経12度35分41.77秒 / 北緯41.7993611度 東経12.5949361度 / 41.7993611; 12.5949361
公式サイト 公式サイト
地図
Location of airport in Italy
Location of airport in Italy
CIA/LIRA
Location of airport in Italy
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
15/33 YES 2,207×47 舗装
リスト
空港の一覧
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ローマ・チャンピーノ空港イタリア語Aeroporto di Roma-Ciampino英語Ciampino Airport)は、ローマ郊外のチャンピーノにある空港。

1960年にフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)が開設されるまで、ローマの主要空港であった。フィウミチーノ空港と経営母体は同じであり、長距離便はフィウミチーノ空港、小型機による短距離便(主に格安航空会社)はチャンピーノ空港と、用途が使い分けられている。

名称[編集]

別称はジョヴァン・バッティスタ・パスティーネ国際空港イタリア語Aeroporto internazionale Giovan Battista Pastine)。ジョヴァン・バッティスタ・パスティーネ (it:Giovan Battista Pastine(1874年 - 1916年)は航空黎明期の飛行家で、第一次世界大戦において戦死した人物である。

歴史[編集]

チャンピーノ空港は第一次世界大戦中の1916年に開設された。現役で使用されている空港としては、最も古いもののひとつである。

第二次世界大戦中はイタリア軍に、1943年9月にイタリアが連合国軍に降伏した後は、イタリアを占領下に置いたドイツ軍によって使用された。1944年6月に連合国軍によって占領され、その後はアメリカ陸軍航空軍の軍用飛行場として使用された。占領後間もない時期にはA-36攻撃機の出撃拠点として使用されたが、戦闘部隊が転出すると、航空輸送司令部 (Air Transport Commandにより、主としてC-47輸送機による兵員および物資の輸送拠点として利用された。

チャンピーノ空港は、1960年まではローマの主要空港であり、利用客は年間200万人以上の乗客に達した。1960年にフィウミチーノ空港が運営を開始すると、その後30年以上、チャンピーノ空港はチャーター便やプライベート機、および内外の政府高官の搭乗機をもっぱら取り扱うこととなった。2007年の初めより、成長しつつあった格安航空会社の乗り入れを可能とするべく、ターミナル施設の改修が行われた。

就航航空会社[編集]

外部リンク[編集]

ローマ市内からの位置