ロバート・スターン

ロバート・スターン

ロバート・アーサ・モートン・スターン(Robert Arthur Morton Stern 1939年5月23日 - )はアメリカ合衆国建築家コロンビア大学教授ニューヨーク生まれ。ロバート・スターンまたはロバート・A・M・スターンと表記されることが多い。

人物[編集]

「現代の伝統主義者(modern traditionalist)」と言われ、ポストモダン建築家の1人として知られる。また彼は自らを「ガーデン・サバーブについての美点の唱道者」と自任しており、いくつかの郊外分譲地をデザインしたほか、2000年代以降は高所得者向けの住宅のデザインを多く手がけている。

1980年と1985年にアメリカ合衆国建築家協会AIAの年間優秀賞を受けるほか、いくつもの受貴歴がある。また、著書も多数あり、1982年にはニューヨークて個展も開いている。啓蒙家、教育者、評論家としても知られ、1986年にはテレビ番組のリポータ役も務めていた。

経歴[編集]

主な作品[編集]

  • ベスト社ショールーム(ニューヨーク近代美術館展覧会出展作品)
  • ポイント・ウエスト・プレイスのオフィス・ビル(1984年)
  • ショーウォーカー社ジョールーム(1984年)
  • Mexxインターナショナル社国際本部(1985年)
  • ルウェリンパークの住宅(1985年)
  • Disney's Beach Club Resort(1990年)
  • ノーマン・ロックウェル美術館(1993年)
  • コロンビア大学ブロードウェイホール(2000年)
  • ディズニーアンバサダーホテル(2001年)[1]
  • ジャクソンビル公立図書館(2005年)
  • フォージ渓谷国有公園博物館(2007年)
  • グリニッジ・プールハウス(1976年)等数多くの住宅作品、アパートの改造があるほか、ネックレスやイヤリングなどの装身具、また皿、水差しなどの食器のデザインもてがけている。

脚注[編集]

  1. ^ 海を超える想像力 東京ディズニーリゾート誕生の物語 (2003年) 182頁、加賀見俊夫 講談社

参考文献[編集]

  • A+U 1986年8月号