ロナルド・グーズマン

ロナルド・グーズマン
Ronald Guzmán
サンフランシスコ・ジャイアンツ (マイナー)
テキサス・レンジャーズ時代
(2019年6月18日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 ラ・ベガ州コンセプシオン・デ・ラ・ベガ
生年月日 (1994-10-20) 1994年10月20日(29歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 2011年 アマチュアFA
初出場 2018年4月13日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ロナルド・エマヌエル・グーズマン・セペダRonald Enmanuel Guzmán Cepeda, 1994年10月20日 - )は、ドミニカ共和国ラ・ベガ州コンセプシオン・デ・ラ・ベガ出身のプロ野球選手一塁手)。左投左打。MLBさんフランシス・ジャイアンツ傘下所属。

経歴[編集]

プロ入りとレンジャーズ時代[編集]

2011年7月にノマー・マザラと共にアマチュア・フリーエージェントでテキサス・レンジャーズと契約してプロ入り[1]

2012年に傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビュー。52試合に出場して打率.321、1本塁打、33打点、7盗塁を記録した。

2013年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、49試合に出場して打率.272、4本塁打、26打点を記録した。

2014年もA級ヒッコリーでプレーし、118試合に出場して打率.218、6本塁打、63打点、6盗塁を記録した。

2015年はA級ヒッコリーとA+級ハイデザート・マーベリックスでプレーし、2球団合計で131試合に出場して打率.283、12本塁打、87打点、5盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2016年はAA級フリスコ・ラフライダーズとAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーし、2球団合計で127試合に出場して打率.274、16本塁打、67打点、2盗塁を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームに選出された。オフの11月18日に40人枠入りした[2]

2017年はAAA級ラウンドロックでプレーし、125試合に出場して打率.298、12本塁打、62打点、4盗塁を記録した。

2018年の開幕はAAA級ラウンドロックで迎えたが、4月13日にメジャー初昇格を果たした[3]。メジャーデビューとなった同日のヒューストン・アストロズ戦では「6番・一塁手」で先発起用され、3打数1安打だった[4]。8月10日のニューヨーク・ヤンキース戦では観戦に来た父の前で1試合3本塁打を放った[5]。最終的に123試合に出場して打率.235、16本塁打、58打点を記録した。

2019年はメジャーで87試合に出場して打率.219、10本塁打、36打点を記録した。マイナーではAA級フリスコとAAA級ナッシュビル・サウンズ [6]との2球団合計で34試合に出場して打率.296、6本塁打、18打点を記録した。

2021年のオフにはドミニカ共和国のウィンターリーグに参加し、ヒガンテス・デル・シバオ英語版に所属した。11月5日に40人枠を外れてマイナー契約となり、7日にFAとなった[7]

ヤンキース時代[編集]

2022年3月13日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[8]。開幕から9月上旬までは傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーの後、9月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。だが、3試合に出場して6打数無安打(5三振と1併殺打)と振るわずに9月10日にDFAとなり、12日にマイナー契約でAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ配属された[10]

プレースタイル[編集]

  • 広角に安打を打ち分ける巧打が持ち味で、一塁手としてのパワー不足は選球眼で補う。ただ、左投手には滅法弱く、対右投手のプラトーン要員が現実的との見方もある[11][12]
  • 股割りができることにより、一塁手としての刺殺を稼ぐことができる[13]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2018 TEX 123 428 387 46 91 18 2 16 161 58 1 0 0 1 33 2 7 121 8 .235 .306 .416 .722
2019 87 295 256 34 56 20 0 10 106 36 1 2 0 4 32 1 3 87 7 .219 .308 .414 .723
2020 26 86 78 10 19 1 1 4 34 9 1 0 0 0 7 0 1 24 0 .244 .314 .436 .750
2021 7 17 16 1 1 0 0 1 4 1 0 0 0 0 1 0 0 6 0 .063 .118 .250 .368
2022 NYY 3 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1 .000 .000 .000 .000
MLB:5年 246 832 143 91 167 39 3 31 305 104 3 2 0 5 73 3 11 243 16 .225 .302 .410 .712
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

内野守備


一塁(1B)












2018 TEX 117 909 54 6 102 .994
2019 81 544 33 5 61 .991
2020 24 169 14 1 14 .995
2021 4 21 3 0 1 1.000
2022 NYY 3 16 1 0 1 1.000
MLB 229 1776 105 12 179 .993
外野守備


左翼(LF)












2021 TEX 2 0 0 0 0 ----
MLB 2 0 0 0 0 ----
  • 2022年度シーズン終了時

記録[編集]

MiLB

背番号[編集]

  • 67(2018年)
  • 11(2019年 - 2021年)
  • 29(2022年)

脚注[編集]

  1. ^ Rangers sign another 16-year-old” (英語). ESPN (2011年7月10日). 2018年9月4日閲覧。
  2. ^ Gerry Fraley (2016年11月19日). “Rangers do not protect heralded prospect Beras, add Joey Gallo's high school teammate” (英語). Sports day.Dallas News.com. 2018年9月4日閲覧。
  3. ^ Stefan Stevenson (2018年4月12日). “'Very athletic' Rangers first-base prospect gets the call” (英語). Star-Telegram.com. 2018年9月4日閲覧。
  4. ^ Texas Rangers at Houston Astros Box Score, April 13, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年9月4日閲覧。
  5. ^ T.R. Sullivan (2018年8月11日). “Guzman hits 3 HRs in front of family in Bronx” (英語). MLB.com. 2018年9月4日閲覧。
  6. ^ 2019年のみレンジャーズ傘下
  7. ^ MLB公式プロフィール参照。2022年10月23日閲覧。
  8. ^ Yankees Sign Ronald Guzman To Minor League Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年3月26日閲覧。
  9. ^ Darragh McDonald (2022年9月6日). “Yankees To Place Anthony Rizzo On IL, Select Ronald Guzmán” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年10月23日閲覧。
  10. ^ Darragh McDonald (2022年9月6日). “Yankees Designate Ronald Guzmán For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年10月23日閲覧。
  11. ^ 「2018 - 2022 全30球団未来予想図 テキサス・レンジャーズ」『隔月刊スラッガー』2018年3月号 日本スポーツ企画出版社 56頁
  12. ^ 「テキサス・レンジャーズ」『2018MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 65頁
  13. ^ Guzman's incredible split”. MLB.com (2020年6月4日). 2020年8月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]