レゾナント・システムズ

株式会社レゾナント・システムズ
Resonant Systems Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
230-0051
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央四丁目34番26号
設立 1952年12月12日
業種 輸送用機器
法人番号 2020001018500 ウィキデータを編集
事業内容 バス、トラック向けの音声合成技術による安全確認機器や放送装置、ゴルフ場カート、ホテル向け管理システムなどの開発・製造・販売
代表者 近藤真子
資本金 2,500万円
従業員数 102名(男性69名、女性33名)
主要株主 富士急行
外部リンク http://www.resonant-systems.com/
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株式会社レゾナント・システムズ (Resonant Systems) は鉄道車両、バストラック向けの音声合成技術による安全確認機器や放送装置、ゴルフ場カート、ホテル向け管理システムなどの開発・製造・販売を行なう会社である。

同社は富士急行グループでもある。なおNTTレゾナントとは無関係である。

1962年に、日本初の磁気テープを使ったアナウンス装置を発売した。

2007年4月1日、富士急情報システムと合併し、ネプチューンから現社名に変更した。

社名の由来[編集]

「共振・共鳴」を意味する英語resonant[1]に由来する。旧ネプチューンと富士急情報システム両社のハードウェアとソフトウェアが共振・共鳴し、新たなうねりとなることを願ってつけられた[2]

主な商品[編集]

路線バス用の放送装置を主力商品とし、テープ時代から国鉄バスJRバス)に多く採用されている。日本初のフル音声合成放送装置TLS-1を1986年に富士急行バスに納入して以来、改良を重ね、乗降実績データの吸い上げをSRAMカード化したTLS-2を開発、音声合成化の黎明期には京成グループなど多くのバス事業者に採用された。その後、データの注入媒体を従前のカセットストリーマからフラッシュメモリーカードに代えたFC-5100を開発、この商品が今日に至るヒット商品となり、改良型のFC-6000と併せて多くのバス事業者が現在も使用している。その後、放送内容や連動機器の増加に伴うメモリー容量逼迫に対応するべく、内蔵メモリーの大容量化(標準64MB)を図ったFC-7000を開発した。

またビジュアルコーダーと銘打った画像案内システムVC-3000も開発、音声合成放送装置と接続することで放送内容に合わせた画像をモニター画面に出力するもので、FM文字放送受信ユニットを接続することで文字放送も表示できるとあって、高速バスなどに多く採用された。 現在では、FC-7000にビジュアルコーダーの機能をまとめたFCV-7000も発売しており、FC-7000と併せて拡販を図っている。

尚、合成音声自動放送装置はレシップ(旧:エスライト)にOEM品を提供している。

主な取引先[編集]

脚注[編集]

  1. ^ resonantはラテン語resonoに由来する。resonoの命令形であるresonaりそな銀行の名前の由来となった。
  2. ^ ご挨拶”. レゾナント・システムズ. 2020年5月23日閲覧。

外部リンク[編集]