ルーク・マクファーレン

ルーク・マクファーレン
Luke Macfarlane
ルーク・マクファーレン Luke Macfarlane
"The Jazz Age"のステージ後
本名 Thomas Luke Macfarlane Jr.
生年月日 (1980-01-19) 1980年1月19日(44歳)
出生地 オンタリオ州ロンドン
国籍 カナダの旗 カナダ
職業 俳優
活動期間 2003年 -
主な作品
ブラザーズ&シスターズ
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ルーク・マクファーレンLuke Macfarlane、本名: Thomas Luke Macfarlane Jr.、1980年1月19日 - )は、カナダ俳優ミュージシャンオンタリオ州ロンドン出身。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

マクファーレンは、カナダのオンタリオ州ロンドンで双子として生まれる。家族は、父トーマス、母ペニー、姉レベッカ、そして双子の姉ルース。ロンドン・セントラル・セカンダリー・スクールに姉とともに通う。

キャリア[編集]

ニューヨークのジュリアード音楽院で演劇を学び、2003年に卒業するまでに『ロミオとジュリエット』、『リチャード三世』、『The School of Night』(『恋の骨折り損』・第3幕)、『Blue Window』、『怒りの葡萄』、『お気に召すまま』で主演した。

2004年5月にはヴィニヤード・シアターVineyard Theatre)にてアメリカ初上演の『Where Do We Live』に主演、2006年夏にはオフ・ブロードウェイで『The Busy World is Hushed』に出演[1]

テレビ出演では2005年にFX(FX(TV channel))で放送されたテレビドラマ『Over There』でのフランク・"ディム"・ダムフィー二等兵として広く知られるようになる。また、シンシア・ニクソンの相手役としてサンダンス・チャンネル(Sundance Channel)の『Tanner on Tanner』にも出演した。

2006年からアメリカのABC(アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー)で5シーズン放送された『ブラザーズ&シスターズ』でスコッティー・ワンデルとしてケヴィン・ウォーカー(マシュー・リース)の"夫"として出演した。

2007年にはカナダ・中国制作の『アイアン・ロード(Iron Road)』に鉄道王の息子役で出演、中国ロケを行った。2009年2月に英国でDVDが発売された。米国では未放映だが、カナダでは2009年6月にプレミア上映、8月9日と16日にCBCでテレビミニシリーズとして放送された[2]

ロサンゼルスのヘイワース・シアター(Hayworth Theatre)で一晩限りで興行されたセレブリティーによる朗読会の一環としてアグリー・ベティマイケル・ユーリーが監督したハワード・アッシュマン(Howard Ashman)の未上演ミュージカル『Dreamstuff』にイーデン・エスピノーザ(Eden Espinosa)、ヴィッキー・ルイス(Vicki Lewis)、フレッド・ウィラード(Fred Willard)、ディビッド・ブルー(David Blue)らとともに出演した。

2009年2月から3月までBlank Theatreにて『THE JAZZ AGE』に出演、F. スコット フィッツジェラルドを演じており好評を得た[3][4]

2011年11月から12月まで上演された『Sam Bendrix at the Bon Soir』では、歌やチェロ演奏を披露している[5]

音楽[編集]

マクファーレンはLester B. Pearson校で友人とともに作ったバンド『Fellow Nameless』のリードシンガー兼作詞作曲もしていた。スタジオ録音とライブ演奏を収録したアルバムを作製、またレコード会社、Maverick Recordsとの契約の予定もあったが、音楽性の違いからデビューにはいたらなかった[6]。チェロおよびトランペットもたしなむ。

私生活[編集]

2008年4月15日、ゲイであることを公式に発表[7][8]

2023年6月4日、パートナーであるアルペンスキーヤーのヒグ・ロバーツ(Hig Roberts)との間に第一子(Tess Eleanor Macfarlane)を迎えたことを公表した。[9]

主な出演作品[編集]

映画、テレビ映画[編集]

公開年 邦題/原題 役名 備考
2004 愛についてのキンゼイ・レポートKinsey ブルース・キンゼー
Tanner on Tanner スチュアート・デバージ 日本未公開
2006 Recalled セフトン中尉 IMDbにて視聴可
デス・ルーム / Trapped Ashes ヴィンセント
2007 Supreme Courtships アレン 日本未公開
2008 Iron Road ジェームズ・ニコール 日本未公開
2012 Erection ディーン 日本未公開
2014 The Memory Book ゲイブ 日本未公開
2015 Christmas Land タッカー・ベイムズ 日本未公開
2016 The Mistletoe Promise ニコラス・デール 日本未公開
2017 The Birthday Wish デイブ・マクギー 日本未公開
Karen Kingsbury's Maggie's Christmas Miracle ケーシー 日本未公開
ドール・メーカーRock, Paper, Dead ピーター・ハリス
2018 A Shoe Addict's Christmas ジェイク・マーズデン 日本未公開
2022 Bros アーロン・シェパード 日本未公開

テレビ[編集]

放映 邦題/原題 役名 備考
2005 Over There フランク・"ディム"・ダムフィー二等兵 レギュラー 日本未公開
2006-2011 ブラザーズ&シスターズ Brothers & Sisters スコッティー・ワンデル シーズン1-2 準レギュラー、シーズン3-5 レギュラー
2012-2016 Beauty and the Beast フィリップ·ベルトラン ゲスト シーズン1エピソード2 (2012) 日本未公開
2011-2016 PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット Person of Interest アラン・フェイヒー ゲスト シーズン2エピソード17 (2013)
2012-2013 SMASH Smash パトリック・ディロン ゲスト シーズン2エピソード16-17 (2013)
2013 Satisfaction[10] ジェイソン・ハウエル レギュラー[10] 日本未公開
2014-2017 ナイトシフト_真夜中の救命医 The Night Shift リック・リンカーン リカーリングゲスト シーズン1エピソード6、シーズン2エピソード4,10,13-14、シーズン3エピソード11,13、シーズン4エピソード5,8,10
2015-2019 KILLJOYS/銀河の賞金ハンター Killjoys ダヴィン・ジャコビ レギュラー
2015 SUPERGIRL/スーパーガール Supergirl エージェント ドノバン ゲスト シーズン1エピソード6-7 (2015)
2016-2017 Mercy Street 従軍牧師 ヘンリー・ホプキンス レギュラー 日本未公開
2023- Platonic チャーリー レギュラー 日本未公開

劇場[編集]

公開年 タイトル 役名
2003 Juvenilia ブロンディ・チェイス
2004 Where Do We Live? スティーブン
2006/2007 The Busy World is Hushed トーマス
2008 Dreamstuff 朗読
2009 The Jazz Age F. スコット フィッツジェラルド
2011 The Normal Heart クレイグ・ドナー/グレイディ
Sam Bendrix at the Bon Soir サム・ベンドリックス
2012 The Normal Heart フェリックス・ターナー
Sam Bendrix at the Bon Soir サム・ベンドリックス
2015 Reverberation ジョナサン
2017 Big Night オースティン

ミュージックビデオ[編集]

公開年 アーティスト タイトル 備考
2003 シール Love's Divine タクシーでガールフレンドを追いかける男

脚注・出典[編集]

外部リンク[編集]