ラジオニセコ

株式会社ニセコリゾート観光協会
FM放送事業部
愛称 ラジオニセコ
コールサイン JOZZ1BB-FM
周波数/送信出力 76.2 MHz/20 W
本社・所在地
〒048-1502
設立日 2003年9月1日
開局日 2012年3月31日
演奏所 ニセコ町中央通33
送信所 ニセコ町曽我870-6
(ニセコヘリポート内)
放送区域 ニセコ町の一部
ネット配信 JCBAインターネットサイマルラジオ
公式サイト radioniseko.jp

ラジオニセコは、特定地上基幹放送事業者である株式会社ニセコリゾート観光協会(ニセコリゾートかんこうきょうかい)が行うコミュニティ放送の愛称である。

北海道虻田郡ニセコ町の一部地域を放送区域とする超短波放送(FM放送)である。

2006年から2007年にかけてニセコ町の隣町・同郡倶知安町で放送されていた「FMニセコ放送」および、FMニセコ出演者らによって運営されていたインターネットラジオ「ニセコラジオ」とは無関係。

概要[編集]

虻田郡内では、倶知安町の「FMニセコ放送」が廃局して以来、およそ4年ぶりのコミュニティ放送局開設となった。

呼出名称ニセコエフエムほうそう。スタジオはJRニセコ駅前に設置。

ニセコ町が放送設備を整備、ニセコリゾート観光協会が免許を取得し、公設民営方式で運用している[1]。 ニセコ町はまた、ニセコリゾート観光協会に出資もしておりマスメディア集中排除原則にいう支配関係にある [2]札幌市西区でコミュニティ放送局「三角山放送局」を運営するらむれすの支援を受けている。

JCBAインターネットサイマルラジオにて、インターネットでの聴取が可能である。

防災ラジオ貸与の取り組み[編集]

ニセコ町では、開局にあわせ防災ラジオ(緊急告知FMラジオ)を無償貸与している。各所帯や事業所ばかりでなく別荘等の家屋所有者も対象[3]

このラジオは、ラジオニセコ以外にAIR-G'NHK-FM札幌NHK第1放送STVラジオも受信できる。

沿革[編集]

  • 2003年(平成15年)
    • 9月1日 - 株式会社ニセコリゾート観光協会設立。
  • 2011年(平成23年)
    • 6月23日 - 第1回のコミュニティ放送局検討会議を、ニセコ町・ニセコリゾート観光協会・らむれす他の参加により実施。
    • 12月26日 - 特定地上基幹放送局予備免許取得[4]
  • 2012年(平成24年)
    • 3月30日 - 特定地上基幹放送局の免許取得[5]
    • 3月31日 - 開局。
  • 2021年(令和3年)
    • 4月1日 - インターネット配信を SimulRadio からJCBAインターネットサイマルラジオに変更。

放送番組[編集]

定例放送休止時間を設けない24時間放送を実施している。下記以外の時間は音楽放送を行っていたが、2023年(令和5年)12月1日よりミュージックバードからの配信を放送を開始した

ニセコモーニング
  • 月曜 - 金曜07時00分 - 09時00分 生放送
  • パーソナリティ:木村先見、宮川博之
Niseko Amusic Lounge
  • 月曜 - 金曜12時00分 - 14時00分 生放送
  • パーソナリティ:中鉢優月、小林愛菜 他
Kira 綺羅 Niseko
  • 月曜 - 金曜15時00分 - 17時00分(休止の場合あり) 生放送
    • 再放送 月 - 金曜18時00分 - 20時00分
  • パーソナリティ:中鉢優月、小林愛菜
Friday Open Studio
  • 金曜18時00分 - 19時00分 生放送
    • 再放送 日曜9時00分 - 10時00分
  • 町民DJによる番組
ラジオぽしぶる
  • 金曜20時00分 - 21時00分 生放送
  • パーソナリティ:中鉢優月
Brand New Saturday
  • 土曜07時00分 - 10時00分 生放送
  • パーソナリティ:宮川博之、小林愛菜
ニセコラジオカフェ
  • 土曜12時00分 - 14時00分 生放送
    • 再放送 日曜12時00分 - 14時00分
  • パーソナリティ:宮川博之、小林愛菜
  • ニセコ駅前日帰り入浴施設「綺羅乃湯(局舎隣)」からの公開生放送
Saturday Open Studio
  • 土曜14時00分 - 17時00分 生放送
    • 再放送 日曜11時00分 - 12時00分、14時00分 - 15時00分、16時00分 - 18時00分
  • 町民DJによる番組

脚注[編集]

  1. ^ コミュニティFM放送による情報共有 ニセコ町(国立国会図書館のアーカイブ:2012年7月7日収集)
  2. ^ コミュニティ放送事業者 マスメディア集中排除原則について(総務省電波利用ホームページ)
  3. ^ まちづくり情報室 広報「ニセコ」2013年7月号p.6(国立国会図書館のアーカイブ:2013年7月6日収集)
  4. ^ 株式会社ニセコリゾート観光協会にコミュニティ放送局の予備免許 − ニセコ町のコミュニティエフエム放送開始に向けて − 北海道総合通信局 報道資料 平成23年12月26日(2012年1月4日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  5. ^ ニセコ町のコミユニティ放送局に免許 − 「ニセコエフエムほうそう」3月31日から放送開始予定 − 同上 平成24年3月30日(2012年4月4日収集アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project

関連項目[編集]

外部リンク[編集]