ヤマトナデシコ七変化 (曲)

ヤマトナデシコ七変化
小泉今日子シングル
初出アルバム『Celebration
B面 ヨコハマ・スイート・レイン
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル 歌謡曲
シンセポップ[1]
時間
レーベル ビクター音楽産業
作詞 康珍化
作曲 筒美京平
チャート最高順位
小泉今日子 シングル 年表
迷宮のアンドローラ/DUNK
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)
(1984年)
The Stardust Memory
(1984年)
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ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)
小泉今日子シングル
初出アルバム『Best Of Kyong King
A面 ヤマトナデシコ七変化 (Long Version)
B面 艶姿ナミダ娘 (Long Version)
リリース
規格 12インチシングル
時間
レーベル ビクター音楽産業
作詞 康珍化
作曲 筒美京平
小泉今日子 シングル 年表
迷宮のアンドローラ/DUNK
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)
(1984年)
The Stardust Memory
(1984年)
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ヤマトナデシコ七変化」(ヤマトナデシコしちへんげ)は、1984年9月21日ビクター音楽産業より発売された小泉今日子の11枚目のシングル。同年11月7日には、10万枚限定生産の12インチ・シングル盤がKYON2名義で発売された。

概要[編集]

表題曲の「ヤマトナデシコ七変化」というタイトルは、作詞を手掛けた康珍化がある映画の待ち時間に見た雑誌の中に、「最近のヤマトナデシコは奔放で、恥じらいもなく実にけしからん」といった内容の記事を見つけたことから生まれたもの[4]。固定化された女性観や価値観の押し付けに対して、舌を出して遠ざかる小泉の姿が浮かび、「あ、これだ」と直感したという[4]。更に康は、1935年ごろに制作された時代劇映画『雪之丞変化』を思い出し、そこから詞のイメージを掴んでいった[4]。曲は和と洋を融合させた新しいサウンドを目指して作られ、筒美京平が作曲、編曲は若草恵が担当し、和のイメージだけでなくフラメンコ風のギターも加わり、チャイナ風の雰囲気も感じさせるオリエンタル・サウンドに仕上げられている[4]

7インチ・シングル盤は、当初は9月5日発売予定だったが2週間ほど延期された。オリコン発表の売上枚数は30.1万枚[5]

1991年11月には8cmCDがリリースされている(カップリングは「渚のはいから人魚」)。

収録曲[編集]

ヤマトナデシコ七変化[編集]

  1. ヤマトナデシコ七変化 (3分16秒)
  2. ヨコハマ・スイート・レイン (4分18秒)

ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)[編集]

  • 両楽曲共に、作詞:康珍化
  1. ヤマトナデシコ七変化 (Long Version) (5分56秒)
    作曲:筒美京平/編曲:若草恵
  2. 艶姿ナミダ娘 (Long Version) (5分17秒)
    作曲・編曲:馬飼野康二

渚のはいから人魚/ヤマトナデシコ七変化[編集]

  • 両楽曲共に、作詞:康珍化
  1. 渚のはいから人魚
    作曲・編曲:馬飼野康二
  2. ヤマトナデシコ七変化
    作曲:筒美京平/編曲:若草恵
  3. 渚のはいから人魚(カラオケ)
  4. ヤマトナデシコ七変化(カラオケ)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 小泉今日子 – ヤマトナデシコ七変化 (1984, Vinyl)”. Discogs. 2023年7月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  3. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
  4. ^ a b c d 松永 2017, p. 77,78
  5. ^ スージー鈴木『1984年の歌謡曲』イースト・プレス〈イースト新書〉、2017年2月、163頁。ISBN 978-4-7816-5080-7 

参考資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]