モニク・ルディエール

モニク・ルディエール(Monique Loudières, 1956年4月15日 - )は、フランスバレリーナパリ・オペラ座バレエ団の元エトワール

来歴[編集]

パリ南郊の町ショワジー・ル・ロワに生まれる。オペラ座バレエ学校に学び、卒業後の1972年にオペラ座バレエ団に入団する。1980年スジェ、翌年プルミエール・ダンスーズに昇進し、1982年7月、パトリック・デュポンと踊った『ドン・キホーテ』の成功により、エトワールに任命される。以後、強靭なテクニックと豊かな叙情性を兼ね備えた踊りで、1980年代から1990年代のオペラ座を代表するバレリーナとして活躍した。

レパートリーは古典からローラン・プティモーリス・ベジャールウィリアム・フォーサイスなどの現代作品まで幅広いが、『ドン・キホーテ』のキトリ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『ラ・シルフィード』などが知られている。

1996年にオペラ座を引退した。現在もゲスト・アーティストとして、世界各地の舞台で活躍中である。

なお、1991年に彼女を取り上げたドキュメンタリー映画『ルディエール・オ・トラヴァーユ―鳥のように』が製作されている。

その他[編集]

カンヌ・ロゼラ・ハイタワー・バレエスクール 校長