マキノホープ

マキノホープ
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1966年4月14日
死没 不明
ソロナウェー
テツノホープ
生国 日本北海道浦河町
生産者 荻伏牧場
馬主 田中角栄
調教師 田中和夫東京
競走成績
生涯成績 26戦8勝
獲得賞金 不明
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マキノホープ日本競走馬。父ソロナウェーと母テツノホープの間に生まれた栗毛サラブレッドである。この馬は当時衆議院議員で後に内閣総理大臣となる田中角栄の持ち馬であり、娘の田中眞紀子から名前を取った。中央競馬において1970年オールカマー1971年日本経済賞で優勝した。競走成績は26戦8勝である。

第19回日本経済賞[編集]

マキノホープの競走馬生活でもっとも有名なのが、最後の勝利となった日本経済賞である。

この年の日本経済賞は、長距離戦で結果を出している1番人気コンチネンタル、前走のオープン戦をレコード勝ちした快速馬・ハクエイホウ、中距離で数多くの結果を出した豪腕郷原の相棒・クリシバなどの有力馬が参戦。マキノホープも、このレースの2番人気として参戦となった。

レースは、クリシバが先導をする形となった。持ち前のスピードが復活を果たしたハクエイホウが追走したため、レースは予想外のハイペースとなった。レースが動いたのは第3コーナー、クリシバの直後を追走していたハクエイホウとマキノホープが、逃げていたクリシバに襲い掛かる。その刹那、ハクエイホウが突然前のめりに倒れ込んだ。運が悪いことに、イン突きを狙っていたスイノオーザがこのアクシデントをまともに受け、鞍上・丸目敏栄は頭から叩き落とされてしまう。結局、このアクシデントによる不利をそれほど受けなかったマキノホープは、レコードタイムでこのレースを制することとなった。

なお、このレースで発生したアクシデントの当事者であるハクエイホウと丸目騎手であるが、前者はレース終了数日後に死亡、後者も調教師として復活を目指す矢先に急死している。

血統表[編集]

マキノホープ血統フェアウェイ系 (血統表の出典)

* Solonaway
1946 鹿毛
父の父
Solferino
1940 鹿毛
Fairway Phalaris
Scapa Flow
Sol Speranza Ballyferis
Sunbridge
父の母
Anyway
1935 鹿毛
Grand Glacier Grand Parade
Glaspia
The Widow Murphy Pomme-de-Terre
Waterwitch

テツノホープ
1959 鹿毛
トサミドリ
1946年 鹿毛
* Primero Blandford
Athasi
* フリッパンシー
Flippancy
Flamboyant
Slip
母の母
* Olgaola
1950 黒鹿毛
Gladiolo Navarro
Glorieuse
Dark Olga Traumer
Mint Olga F-No.3-g


外部リンク[編集]