ポール・グリーングラス
ポール・グリーングラス Paul Greengrass | |||||||||||||||||||||
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生年月日 | 1955年8月13日(68歳) | ||||||||||||||||||||
出生地 | イギリス イングランド サリー チーム | ||||||||||||||||||||
職業 | 映画監督・脚本家 | ||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||
『ブラディ・サンデー』 『ボーン』シリーズ 『ユナイテッド93』 『キャプテン・フィリップス』 | |||||||||||||||||||||
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ポール・グリーングラス(Paul Greengrass、1955年8月13日 - )はイギリスの作家、映画監督。イングランド・サリーのチーム(現在のサットン・ロンドン特別区)出身。
キャリア[編集]
中学生の頃から8ミリで短編映画を撮る。ケンブリッジ大学卒業後、グラナダ・テレビジョン・スクールで学び、その後約10年に渡りドキュメンタリー番組「World in Action」などを担当する。88年、英諜報機関の内情を暴く著書「スパイキャッチャー」を共同で発表。調査専門のジャーナリストとしてキャリアをスタート。87年にピーター・ライトと共著した『スパイ・キャッチャー』がベストセラーとなる。ドキュメンタリーやテレビドラマ等の監督を務めた後、1998年に『ヴァージン・フライト』で映画監督デビュー。
2002年の第52回ベルリン国際映画祭で、血の日曜日事件を描いた『ブラディ・サンデー』が金熊賞を受賞した。2004年には『ボーン・アイデンティティー』の続編、『ボーン・スプレマシー』を手がけ、アクション映画も撮れる多才ぶりを発揮。2007年には『ボーン』シリーズの完結編『ボーン・アルティメイタム』を手掛けた。
2006年の『ユナイテッド93』で、同時多発テロでハイジャックされたユナイテッド航空93便の機内を描き、映画は絶賛と共に物議を醸した。グリーングラス自身は、その年の第79回アカデミー賞のアカデミー監督賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では監督賞を受賞した。
主な演出法は、手持ちカメラでの撮影が多く、リアリティがある。また、アクションシーンではカット割りが非常に多いのが特徴。
フィルモグラフィ[編集]
- 極悪非道 Open Fire (1994) テレビ映画、監督
- ガルフ・ウォー/スカッドミサイル爆破指令 The One That Got Away (1996) テレビ映画、監督・脚本
- ヴァージン・フライト The Theory of Flight (1998) 監督
- ブラディ・サンデー Bloody Sunday (2002) 監督・脚本
- ボーン・スプレマシー The Bourne Supremacy (2004) 監督
- ユナイテッド93 United 93 (2006) 監督・脚本・製作
- ボーン・アルティメイタム The Bourne Ultimatum (2007) 監督
- グリーン・ゾーン Green Zone (2010) 監督・製作
- キャプテン・フィリップス Captain Phillips (2013) 監督
- ジェイソン・ボーン Jason Bourne (2016) 監督・脚本・製作
- 7月22日 22 July (2018) 監督・脚本・製作
- この茫漠たる荒野で News of the World(2020)監督・脚本
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- ポール・グリーングラス - allcinema
- ポール・グリーングラス - KINENOTE
- Paul Greengrass - IMDb(英語)