ボビー・クレイマー

ボビー・クレイマー
*Bobby Cramer*
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州アナハイム
生年月日	1979年10月28日（44歳）
身長; 体重	6' 1" ＝約185.4 cm; 205 lb ＝約93 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	投手
プロ入り	2003年アマチュアFA
初出場	MLB / 2010年9月13日; NPB / 2012年7月26日
最終出場	MLB / 2011年6月9日; NPB / 2012年8月1日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	カリフォルニア州立大学ロングビーチ校; オレンジカウンティ・フライヤーズ (2008); キンタナロー・タイガース (2010); オークランド・アスレチックス (2010 - 2011); キンタナロー・タイガース (2012); 横浜DeNAベイスターズ (2012); レイノサ・ブロンコス (2013);
	この表について

ロバート・トーマス・クレイマー（Robert Thomas "Bobby" Cramer , 1979年 10月28日 - ）は、プロ野球選手（投手）。

経歴[編集]

2001年のMLBドラフトで、シアトル・マリナーズから38巡目指名を受けるが入団には至らなかった。

2003年にアマチュア・フリーエージェントでタンパベイ・デビルレイズに入団。傘下のマイナーチームでプレーした。

2004年限りで解雇された。その後は、どこの球団からもオファーがかからず2年間高校の数学の教師をし野球から離れていた^[1]。

2009年は再びアスレチックス傘下のマイナーチームでプレーした。

2010年9月13日にメジャーデビューを果たし、メジャー初勝利を手にする。この試合では、岩村明憲が7番・三塁手として出場していた^[1]。

2011年は松井秀喜とチームメイトとなり、5試合ではあるがメジャーに昇格。4月1日のマリナーズ戦では、7回一死一、三塁の場面でイチローをセカンドゴロ併殺に打ち取っている^[1]。

2012年はメキシカンリーグでプレーしていたが、7月4日に横浜DeNAベイスターズが獲得を発表した^[2]。7月26日の読売ジャイアンツ戦で来日初先発を果たしたが、5回途中、3失点で勝敗はつかなかった。続く8月1日の広島東洋カープ戦でも先発したが、またも5回持たず、7失点で黒星。結局、この2試合しか登板せず、10月10日に外国人チームメイト4人（ブランドン・マン、ジオ・アルバラード、オスカー・サラサー、ランディ・ルイーズ）とともに戦力外通告を受け^[3]、16日にブランドンを除く3人（ジオ、サラサー、ルイーズ）とともに自由契約公示された^[4]。

2013年はメキシカンリーグのレイノサ・ブロンコスでプレーした。

145km/hを超えるストレートに、スライダー・カーブ・チェンジアップと多彩な変化球を投げ分ける技巧派左腕^[1]。

シーズンオフに、アナハイムの高校で数学の非常勤講師として教壇に立ったことがある^[5]。

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率	W H I P
2010	OAK	4	4	2	1	.667	93	23.2	20	5	6	13	8	8	3.04	1.10
2011	OAK	5	0	0	1	.000	31	8.1	6	1	1	6	1	1	1.08	0.84
2012	DeNA	2	2	0	1	.000	48	8.1	17	2	6	5	10	10	10.80	2.76
MLB：2年		9	4	2	2	.500	124	32.0	26	6	7	19	9	9	2.53	1.03
NPB：1年		2	2	0	1	.000	48	8.1	17	2	6	5	10	10	10.80	2.76

^ ^a ^b ^c ^d “緊急補強!中畑DeNAにイチロー斬り左腕(2/2ページ)”. SANSPO.COM (2012年6月27日). 2012年7月7日閲覧。
^ “ボビー・クレイマー選手獲得のお知らせ”. 横浜DeNAベイスターズ (2012年7月4日). 2012年7月7日閲覧。
^ “来季の選手契約について”. 横浜DeNAベイスターズ (2012年10月10日). 2012年10月16日閲覧。
^ “2012年度　自由契約選手”. 日本野球機構 (2012年10月16日). 2012年10月16日閲覧。
^ “元数学教師クレイマーは投球も頭脳的　友利コーチ高評価”. スポニチ Sponichi Annex (2012年7月10日). 2012年7月10日閲覧。