ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー

ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー
Baker Gurvitz Army
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル ハードロック
活動期間 1974年 - 1976年
レーベル Repertoire、Janus Records、Major League Productions
旧メンバー ジンジャー・ベイカー
エイドリアン・ガーヴィッツ
ポール・ガーヴィッツ
スティーヴ・パーソンズ
ピーター・レマー

ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー[1]Baker Gurvitz Army)は、イングランドのロック・グループ。セルフタイトルのデビュー・アルバム(邦題『進撃』)は、ジンジャー・ベイカーのジャズやアフロビートの影響を受けたドラムとハードロックのブレンドを特徴としていた。長い「Mad Jack」はそのアルバムの傑出した楽曲であり、アルバムは全米Billboard 200チャートでヒットし、全英アルバムチャートの22位でピークに達した[2]。続く2枚のアルバムには同様のマテリアルが含まれていたが、英国でも米国でもチャート化されなかった。

略歴[編集]

1968年にクリームが解散したとき、ジンジャー・ベイカーは翌年に結成されたブラインド・フェイスに招かれた。これはそれほど成功したベンチャーとはならず、その終焉に続いて、ベイカーは1970年に彼自身のバンドであるジンジャー・ベイカーズ・エアフォースをまとめ上げた。そのバンドも終焉を迎え、物事はベイカーにとってあまりうまくいかなくなっていった。

ザ・ガンとスリー・マン・アーミーの元メンバーであったポールとエイドリアンのガーヴィッツ兄弟は、初期の成功の後、新しい道を模索していたため、1974年にベイカーと力を合わせることにした。最初の年に、1枚のライブ・アルバムと1枚のスタジオ・アルバムをレコーディングし、その後、さらに『天上の闘い』と『燃えあがる魂』という2枚のスタジオ・アルバムをレコーディングした。しかし、マネージャーの死によって、1976年にバンドは解散した。2003年になり、新たなライブ音源の4曲を含むコンピレーション・アルバム『Flying In & Out Of Stardom - The Anthology』がリリースされた。

メンバー[編集]

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • 『進撃』 - Baker Gurvitz Army (1974年) ※旧邦題『ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー』
  • 『天上の闘い』 - Elysian Encounter (1974年) ※旧邦題『天上の戦い』『エリジアン・エンカウンター』
  • 『燃え上がる魂』 - Hearts On Fire (1975年)

ライブ・アルバム[編集]

  • 『ライヴ・イン・ダービー75』 - Live in Derby (2005年)
  • Live Live Live (2005年)
  • Still Alive (2008年)
  • Live in Milan Italy 1976 (2010年) ※『The Official Ginger Baker Bootleg Series』の一部

コンピレーション・アルバム[編集]

  • Flying In & Out Of Stardom - The Anthology (2003年)

脚注[編集]

  1. ^ ベイカー・ガービッツ・アーミー」の表記もある。
  2. ^ Roberts, David (2006). British Hit Singles & Albums (19th ed.). London: Guinness World Records Limited. p. 40. ISBN 1-904994-10-5 

外部リンク[編集]