ヘラクレスの涙

ヘラクレスの涙
ロッド・スチュワートスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップ・ロック
時間
レーベル ワーナー・レコード
プロデュース ロッド・スチュワート、ケヴィン・サヴィガー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 5位(イギリス[2]
  • 17位(ドイツ[3]
  • 23位(オーストリア[4]
  • 27位(スイス[5]
  • 39位(オーストラリア[6]
  • 46位(スウェーデン[7]、ポルトガル[8]
  • 48位(スペイン[9]
  • 52位(ベルギー・フランデレン地域[10]
  • 70位(ベルギー・ワロン地域[11]
  • 80位(日本[1]
  • 81位(オランダ[12]
  • ロッド・スチュワート アルバム 年表
    ロッド・スチュワート・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
    (2019年)
    ヘラクレスの涙
    (2021年)
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    ヘラクレスの涙』(原題:The Tears of Hercules)は、ロッド・スチュワート2021年に発表した31作目のスタジオ・アルバム

    背景[編集]

    3曲はカヴァーで、残りは本作のために書き下ろされたオリジナル曲である。「サム・カインド・オブ・ワンダフル」はソウル・ブラザーズ・シックス英語版による歌唱で知られる曲のカヴァーで、タイトル曲は、マーク・ジョーダン英語版が2004年に発表した曲のカヴァーである[13][14]

    「アイ・キャント・イマジン」は妻のペニー・ランカスター英語版に捧げられ[13]、「タッチライン」は、自分と兄にフットボールを教えてくれた父親に捧げられた[14]。「ボーン・トゥ・ブギー(トリビュート・トゥ・マーク・ボラン)」はマーク・ボランに捧げられ、サビの歌詞にはボランが率いていたT・レックスの代表曲のタイトルが織り込まれている[14]

    反響・評価[編集]

    全英アルバムチャートでは7週トップ100入りし、最高5位を記録した[2]。Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「時に困惑させられ、時に馬鹿げており、時に甘美で、そして時に愛らしい」と評している[15]

    収録曲[編集]

    特記なき楽曲はロッド・スチュワートとケヴィン・サヴィガーの共作。

    1. ワン・モア・タイム - One More Time - 3:58
    2. ガブリエラ - Gabriella - 3:31
    3. オール・マイ・デイズ - All My Days - 3:37
    4. サム・カインド・オブ・ワンダフル - Some Kind of Wonderful (John Ellison) - 3:00
    5. ボーン・トゥ・ブギー(トリビュート・トゥ・マーク・ボラン) - Born to Boogie (A Tribute to Marc Bolan) (Rod Stewart, Emerson Swinford) - 3:41
    6. クークーアラマバマ - Kookooaramabama - 3:42
    7. アイ・キャント・イマジン - I Can't Imagine (R. Stewart, Kevin Savigar, E. Swinford) - 3:36
    8. ヘラクレスの涙 - The Tears of Hercules (Marc Jordan, Stephan Moccio) - 4:10
    9. ホールド・オン - Hold On - 4:17
    10. プレシャス・メモリーズ - Precious Memories - 3:58
    11. ジーズ・アー・マイ・ピープル - These Are My People (Johnny Cash) - 2:57
    12. タッチライン - Touchline - 4:00

    日本盤ボーナス・トラック[編集]

    1. アップ・オール・ナイト - Up All Night - 3:34

    レコーディング・メンバー[編集]

    • ロッド・スチュワート - ボーカル
    • ケヴィン・サヴィガー - キーボード、プログラミング
    • エマーソン・スウィンフォード - ギター(on #2, #3, #4, #5, #6, #7, #9, #11)、ベース(on #5, #6)
    • マイク・セヴァース - ギター(on #10)
    • デヴィッド・パーマー - ドラムス(on #5)
    • ジュリア・ソーントン - パーカッション(on #3, #4, #5, #8, #9, #11, #12)
    • ジャンナ・ジャコビー - ヴァイオリン(on #1, #3)
    • ジミー・ロバーツ - サクソフォーン(on #10)
    • ホリー・ブルーワー - バッキング・ボーカル(on #1, #2, #3, #4, #5, #6, #7, #8, #9, #10, #12)
    • アマンダ・ミラー - バッキング・ボーカル(on #1, #2, #3, #4, #5, #6, #8, #9, #10, #12)
    • ジェマ・ミューズ - バッキング・ボーカル(on #1, #2, #3, #4, #5, #6, #7, #9, #10)
    • ハーラノ・ウィークス - バッキング・ボーカル(on #4, #8, #9, #10, #11)
    • マーク・アギェイ - バッキング・ボーカル(on #4, #8, #9, #10, #11)
    • アデオラ・シャイロン - バッキング・ボーカル(on #4, #8, #9, #11)
    • メリッサ・ヴェスジ - バッキング・ボーカル(on #4, #8, #9, #11)
    • サブリナ・アデル - バッキング・ボーカル(on #4, #8, #9, #11)
    • タヤ・プラント - バッキング・ボーカル(on #4, #8, #9, #11)
    • ロッド・サヴィル - バッキング・ボーカル(on #7, #8, #11)
    • ジェシカ・チルドレス - バッキング・ボーカル(on #9)
    • T・ジェイ・ウィークス - バッキング・ボーカル(on #10)

    脚注[編集]

    外部リンク[編集]