プチ・ニコラ (映画)

プチ・ニコラ
Le Petit Nicolas
2009年9月20日のプレミアにて撮影
監督 ローラン・ティラール
脚本 ローラン・ティラール
グレゴワール・ヴィニュロン
アラン・シャバ(台詞)
原作 ルネ・ゴシニ
ジャン=ジャック・サンペ
プチ・ニコラ
製作 オリヴィエ・デルボスフランス語版
マルク・ミソニエフランス語版
製作総指揮 クリスティーヌ・ドゥ・ジェケル
出演者 マキシム・ゴダールフランス語版
ヴァレリー・ルメルシェ
カド・メラッド
音楽 クラウス・バデルト
撮影 ドゥニ・ルーダン
編集 ヴァレリー・ドゥセーヌフランス語版
製作会社 フィデリテ・フィルムズフランス語版
配給 フランスの旗 ワイルド・バンチドイツ語版
日本の旗 コムストック・グループフェイス・トゥ・フェイス
公開 フランスの旗 2009年9月30日
日本の旗 2010年10月9日
上映時間 91分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
製作費 €22,700,000[1]
興行収入 フランスの旗 $48,398,428[1]
世界の旗 $62,794,894[2]
次作 プチ・ニコラ 最強の夏休み
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プチ・ニコラ』(Le Petit Nicolas)は2009年フランスコメディ映画。 監督はローラン・ティラール、出演はマキシム・ゴダールフランス語版ヴァレリー・ルメルシェカド・メラッドなど。 フランスで長年愛読され続けている国民的人気絵本『プチ・ニコラ』を実写映画化したファミリー映画[3]

2014年には主演をマテオ・ボワッスリエに変更した続編『プチ・ニコラ 最強の夏休み』が公開された(日本では劇場未公開、WOWOWで放送)[4]

ストーリー[編集]

1960年代のパリ。優しい両親と個性的な仲間たちと幸せに暮らしている小学生ニコラは、ある日、両親のそぶりから弟が生まれると思い込んでしまう。両親の愛情が弟に独り占めされて、自分は森に捨てられてしまうと不安になったニコラは仲間に相談し、両親の機嫌を取ろうと頑張るが、なかなかうまくはいかない。そこで、弟が生まれたらギャングにさらってもらおうと考えたニコラたちは、ギャングへの依頼料を稼ごうとする。

キャスト[編集]

ニコラ役のマキシム・ゴダールフランス語版
出演者たち

大人たち[編集]

子供たち[編集]

  • アルセスト: ヴァンサン・クロードフランス語版 - 食いしん坊。夢は大臣。
  • ジョフロワ: シャルル・ヴァイヤン - 金持ちの息子。夢は父親の右腕
  • クロテール: ヴィクトール・カルルフランス語版 - 落ちこぼれ。夢は自転車選手。
  • ウード: ベンジャマン・アヴェルティ - 度胸があってケンカばかり。夢は強盗。
  • リュフュス: ジェルマン・プチ・ダミコ - ふざけてばかり。警官の息子。夢は警官。
  • アニャン: ダミアン・フェルデル - 告げ口魔(ゴキブリ)。成績は優秀。
  • ジョアキム: ヴィルジル・ティラール - 弟が生まれたばかり。
  • マリー=エドウィジュ: エリザ・エウシュ - ニコラがママのお茶会で出会った少女。

作品の評価[編集]

映画批評家によるレビュー[編集]

Rotten Tomatoesによれば、10件の評論のうち、60%にあたる6件が高く評価しており、平均して10点満点中5.78点を得ている[5]アロシネによれば、フランスの26のメディアによる評価の平均点は5点満点中2.8点である[6]

受賞歴[編集]

部門 対象者 結果
2010 セザール賞 脚色賞フランス語版 ローラン・ティラール
グレゴワール・ヴィニェロン
ノミネート
ヨーロッパ映画賞フランス語版 観客賞フランス語版 ローラン・ティラール ノミネート

出典[編集]

  1. ^ a b Le Petit Nicolas (2009)” (フランス語). JPBox-Office. 2020年7月10日閲覧。
  2. ^ Little Nicholas” (英語). Box Office Mojo. 2020年7月10日閲覧。
  3. ^ プチ・ニコラ”. WOWOW. 2018年6月25日閲覧。
  4. ^ プチ・ニコラ 最強の夏休み”. WOWOW. 2018年6月25日閲覧。
  5. ^ Little Nicholas (Le petit Nicolas) (2009)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年7月10日閲覧。
  6. ^ Critiques Presse pour le film Le Petit Nicolas” (フランス語). AlloCiné. 2020年7月10日閲覧。

外部リンク[編集]