ブルー・タンゴ

ブルー・タンゴ (Blue tango)」は、ルロイ・アンダーソン1951年に作曲した楽曲。

概要[編集]

"Leroy Anderson and His "Pops" Orchestra" の演奏で発売されると、1952年ビルボードシングルチャート1位に計5週にわたって入り[1]、同年のシングル第1位にもなっている。「スターダスト」の作詞家でもあるミッチェル・パリッシュが歌詞を付けたバージョンも、アルマ・コーガンの歌唱で発売された。タンゴのカテゴリーに入る曲とみなされるが、コンチネンタル・タンゴと分類される。これがアメリカン・タンゴが認識された楽曲の第一号である。

なお、「ブルー」という題名の由来は、リズムパターンの旋律線で、階名(移動ド唱法)の「シ♭」「ミ♭」というブルー・ノートが頻繁に使われている事である。またヴァイオリンによる主旋律には、敢えてブルーノートは含まれず逆に長七度(シ♮)のトロピカルなメロディーが用いられている。

1987年6月から9月まで、いすゞ自動車ジェミニ」のCM「街の遊撃手」シリーズに使われた。

レコード録音した楽団[編集]

アルゼンチン・タンゴの楽団で興味を示した人物[編集]

注釈[編集]

  1. ^ Steve Sullivan "Encyclopedia of Great Popular Song Recordings" Vol. 3 (Rowman & Littlefield, 2017) p. 240.