ブリュミル

ブリュミル
Brymir
別名 ライ・ライ・ヘイ (Lai Lai Hei) (2006)
出身地  フィンランド 南スオミ州 ウーシマー県 ヘルシンキ郡 ヘルシンキ
ジャンル メロディックデスメタル
ペイガンメタル
活動期間 2006年 -
レーベル スパインファーム・レコード
ランカ・クスタンヌス
ナパーム・レコード
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
公式サイト www.brymir.com
メンバー ヴィクトル・グルリクセン (ボーカル)
ヨーナ・ビョルクロート (ギターバッキング・ボーカル)
ショーン・ハスラム (ギター)
ヤルッコ・ニエミ (ベース、バッキング・ボーカル)
パトリック・フェルト (ドラムス)
旧メンバー ヤンネ・ビョルクロート (キーボード、バッキング・ボーカル)
ヤーッコ・ティッカネン (ドラムス)
サミ・ハンニネン (ドラムス)

ブリュミル (Brymir)は、フィンランドヘルシンキ出身のメロディックデスメタルバンド

略歴[編集]

2006年にフィンランドで行われたミュージック・サマー・キャンプで結成されたライ・ライ・ヘイ (Lai Lai Hei)[注釈 1]がバンドの母体である[1][2]。ライ・ライ・ヘイはキャンプのコンペティションで優勝[注釈 2]し、バンド名を変更して本格的に活動することとなった[1][2]。結成時のメンバーは、ヴィクトル・グルリクセン (Vo)、ヨーナ・ビョルクロート (G, Back Vo)、ショーン・ハスラム (G)、ヤルッコ・ニエミ (B, Back Vo)、ヤンネ・ビョルクロート (Key, Back Vo)、ヤーッコ・ティッカネン (Ds)の6名。その後、デモテープの「A Free Man’s Path」、「Ragnarök」、「The Battle For Pagan Might」を2007年までに作成するが、2009年にメンバーの兵役のため、活動を休止する[1][2]。この間にドラマーのヤーッコ・ティッカネンが脱退してしまったため、サミ・ハンニネンが加入して活動を再開する[1][2]

地元フィンランドの名門メタルレーベルであるスパインファーム・レコードと契約し、2011年に1stアルバム『Breathe Fire to the Sun』をリリースしデビューを飾る[1][2]2013年にドラマーのサミ・ハンニネンが脱退し、パトリック・フェルトが加入した[1][2]2016年に、スパインファーム・レコードの創設者・リク・パーッコネンが設立したランカ・クスタンヌスへ移籍することが発表され、同年中に2ndアルバム『Slayer of Gods』をリリースした[1][2]。同アルバムは、日本ではJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントからリリースされ、日本デビューアルバムともなった。2017年には、日本で開催される「Suomi Feast 2017」で初来日し、インソムニウムウィスパードダーク・フラッドリ=アームドらとステージに立った[2]2019年2月末、オリジナルメンバーのヤンネ・ビョルクロートの脱退が発表された[3]。脱退の理由は、ヤンネが並行して参加していたバトル・ビースト[注釈 3]に専念するためであった[3]。同年3月に3rdアルバム『Wings of Fire』をリリースした[2]。日本では引き続きJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントから日本盤がリリースされた[2]

2021年7月、オーストリアナパーム・レコードと契約したことが発表された[4]2022年8月、4thアルバム『Voices in the Sky』をリリース。

メンバー[編集]

現メンバー[編集]

旧メンバー[編集]

タイムライン[編集]

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • 2011年 Breathe Fire to the Sun
  • 2016年 Slayer of Gods
  • 2019年 Wings of Fire
  • 2022年 Voices in the Sky

シングル[編集]

  • 2016年 For Those Who Died
  • 2016年 The Rain
  • 2018年 Chasing the Skyline
  • 2018年 Ride On, Spirit

デモテープ[編集]

  • A Free Man’s Path
  • Ragnarök
  • The Battle For Pagan Might

注釈[編集]

  1. ^ バンド名は、エンシフェルムの同名楽曲(『Iron』収録)にちなんでいる。
  2. ^ なお、コンペティションで演奏した楽曲はバンド名の由来となったエンシフェルムの「Token of Time」(『Ensiferum』収録)であった。
  3. ^ なおギタリストのヨーナ・ビョルクロートもバトル・ビーストに参加している。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g Brymir”. Nordic Metal. 2019年5月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j ブリュミル|プロフィール”. JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント. 2019年5月18日閲覧。
  3. ^ a b Brymir 2019”. Brymir Official Facebook (2019年2月25日). 2019年5月18日閲覧。
  4. ^ [0=AZXrAoZGszZ12fOcoNkmyoNhalH4lMbT5-r95HhAO21AbXfbWquJSFm1nWdqNnT5LFQiLE_KBSInVAjeAK-ZTMSblr-JeI0VR5iVZTrCdLmTEFlstxDSXogLlmkC7yT-8xUd_sfWSdH_ZffpdrZyGyO0DMWbBK8lEAcCT3akdpnOH4i1KXMHbB5qcUhivbiLUi4&__tn__=%2CO%2CP-R Nice to finally see some light at the end of this seemingly neverending black hole.]”. Brymir Official Facebook (2021年7月13日). 2021年7月25日閲覧。

外部リンク[編集]