フォントネー=オー=ローズ

Fontenay-aux-Roses

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) イル=ド=フランス地域圏
(département) オー=ド=セーヌ県
(arrondissement) アントニー郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 92032
郵便番号 92260
市長任期 パスカル・ビュシェ
2008年-2014年
自治体間連合 (fr) メトロポール・デュ・グラン・パリ
人口動態
人口 24,066人
2007年
人口密度 9,588人/km2
住民の呼称 Fontenaisiens
地理
座標 北緯48度46分43秒 東経2度17分26秒 / 北緯48.7786度 東経2.2905度 / 48.7786; 2.2905座標: 北緯48度46分43秒 東経2度17分26秒 / 北緯48.7786度 東経2.2905度 / 48.7786; 2.2905
標高 最低:60m
最高:160 m
面積 2.51km2
Fontenay-aux-Rosesの位置(フランス内)
Fontenay-aux-Roses
Fontenay-aux-Roses
公式サイト fontenay-aux-roses.fr
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フォントネー=オー=ローズFontenay-aux-Roses)は、フランスイル=ド=フランス地域圏オー=ド=セーヌ県コミューン

地理[編集]

パリ郊外南西部に位置し、パリ14区のポルド・ド・シャティヨンから約3.98km離れている。フランス国道ゼロ地点であるノートルダム・ド・パリから約8.8km離れている[1]バニューシャティヨンクラマールル・プレシ=ロバンソンソーブール=ラ=レーヌシャトネ=マラブリーアントニーマラコフヴァンヴと接する。

コミューンは、フランス国内に4本あるサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の1つ、パリ南部緑地回廊(fr)によって二分されている。

交通[編集]

  • 道路 - D906
  • 鉄道 - RER B線フォントネー=オー=ローズ駅

歴史[編集]

フォントネーとは、第一に、多くの水源がこの地に流れ込んでいたことに由来する。第二に、ローズとは、17世紀から19世紀半ばまでバラがこの地で栽培されていたことに由来する[2]

1168年、この地の領主はパリのサント=ジュヌヴィエーヴ修道院であった。

長くバニューに属す集落であったフォントネーは、18世紀末に集落用の教会を持つほどに拡張していたが、フォントネー=スー=バニュー(Fontenay-sous-Bagneux)と呼ばれていた。1675年、フォントネーはジャン=バティスト・コルベールに売り渡された。1701年、ルイ14世の庶子であるメーヌ公ルイ・オーギュスト・ド・ブルボンのものとなった。

フランス原子力庁のフォントネー=オー=ローズ民生科学センター(CÉA de Fontenay-aux-Roses)は、旧シャティヨン要塞内に設置されているが、人口の密集する市街での核研究のリスクを回避するため、現在は生命科学研究に軸を移している。

政治[編集]

1920年以降、2人の右派市長を頂いたことがあるものの、フォントネー=オー=ローズは概ね左派傾向のコミューンである。2007年フランス大統領選挙の第2回投票では、セゴレーヌ・ロワイヤルが票数の約52%を獲得した。

姉妹都市[編集]

出身者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Calcul de l'orthodromie entre Fontenay-aux-Roses et Paris”. 2010年3月5日閲覧。
  2. ^ Dictionnaire historique des environs de Paris du docteur Ermete Pierotti