ファーストフード・ネイション

ファーストフード・ネイション
Fast Food Nation
監督 リチャード・リンクレイター
脚本 エリック・シュローサー
リチャード・リンクレイター
原作 エリック・シュローサー
製作 ジェレミー・トーマス
ジェフリー・スコール
マルコム・マクラーレン
出演者 グレッグ・キニア
イーサン・ホーク
パトリシア・アークエット
アヴリル・ラヴィーン
カタリーナ・サンディノ・モレノ
クリス・クリストファーソン
ポール・ダノ
撮影 リー・ダニエル
編集 サンドラ・エイデアー
配給 アメリカ合衆国の旗 フォックス・サーチライト
日本の旗 トランスフォーマー
公開 フランスの旗 2006年5月19日CIFF
アメリカ合衆国の旗 2006年11月17日
イギリスの旗 2007年5月4日
日本の旗 2008年2月16日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
スペイン語
製作費 2400万ドル
興行収入 $2,059,246[1]
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ファーストフード・ネイション』(Fast Food Nation)は、2006年に公開されたアメリカ合衆国イギリス合作による映画。

原作はエリック・シュローサーの『ファストフードが世界を食いつくす』(原題: Fast Food Nation)で、シュローサーはこの映画の脚本も手がけている。シュローサーはドキュメンタリーを製作しようとしたが、撮影が難しいと判断しドラマを作ることにしたという。[2]

2006年5月19日にカンヌ映画祭コンペティション部門で初上映され、同年11月にアメリカで一般公開された。日本ではアメリカに1年3カ月遅れて2008年2月に公開された。セックスや麻薬の表現があるため、アメリカ映画協会 (MPAA) はR指定している。

ストーリー[編集]

アナハイムに本社を持つハンバーガー・チェーン「ミッキーズ」。マーケティング担当のドンは社長に呼ばれ、大学が行った分析の結果、ハンバーガーのパテに大量の大腸菌が含まれていたと打ち明けられる。ドンは調査を始めるが、そこには工場の衛生問題、店舗における店員の意識、さらには移民問題、環境問題など、様々な要因が渦巻いていた。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ドン グレッグ・キニア 内田直哉
ビート イーサン・ホーク 土田大
シンディ パトリシア・アークエット 新谷恵
アリス アヴリル・ラヴィーン 笹本優子
シルヴィア カタリーナ・サンディノ・モレノ
ルーディ クリス・クリストファーソン
ブライアン ポール・ダノ
アンバー アシュレイ・ジョンソン
ラウル ウィルマー・バルデラマ
パコ ルー・テイラー・プッチ
ココ アナ・クラウディア・タランコン
トニー イーサイ・モラレス
ベニー ルイス・ガスマン
マイク ボビー・カナヴェイル
トム・ワトソン マルコ・ペレラ
ハリー・リデル ブルース・ウィリス 小室正幸
デビ ダナ・ウィーラー=ニコルソン
ジョージ フランシスコ・ロサレス

制作[編集]

この映画は情報が流出しないよう「コヨーテ」[3]というコードネームで撮影が行われ、撮影地にはテキサス州オースティンヒューストンコロラド州コロラドスプリングスメキシコなどが選ばれた。

評価[編集]

ニューヨーク・タイムズでは「マイケル・ムーアの『華氏911』に次ぐ政治的映画だ」と高い評価を受けていたが、興行収益は振るわずアメリカ国内では100万ドルを超えるにとどまった。[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b Fast Food Nation”. Box Office Mojo. 2008年1月22日閲覧。
  2. ^ 監督・原作者インタビュー”. 2008年1月20日閲覧。
  3. ^ : coyote

関連項目[編集]

外部リンク[編集]