日本語: 新潟近辺の鉄道路線図。
1a JR越後線 1b 国鉄越後線(1927年まで越後鉄道)、1951年12月に廃止。旧白山駅は現在の市立鏡淵小学校付近。 2 新潟交通電車線。東関屋~白山前(旧県庁前)は1992年4月に、全線は1999年4月に廃止。 3 日本軽金属の専用線。1982年頃に廃止。 4 上越新幹線。1982年11月開通。 5a 旧信越本線・信越貨物支線。2010年3月廃止。新潟~上沼垂の直通ルートが完成する前(1940年代、ただし旅客は1958年から)までは5aが主要ルートであった。
旧新潟駅は現在の流作場五差路~弁天公園付近。
5b 新潟~万代に通じる貨物線。最西端は現在の南万代小学校付近。1960年頃までに廃止。 5c 万代貨物駅から万代島に伸びる貨物線。上空写真から石炭などを積替えしていたことが確認できる。 5d 日本石油などの専用線。 5e 中央埠頭の貨物線。1942年~1986年。新潟港駅に通じており、いわゆるボート・トレインの一種として戦時下運行されていた。 5f 北埠頭の貨物線。運用時期は不明だが、5e同様とみられる。 6 JR信越本線。新潟~旧上沼垂間は7(JR白新線)と併走。 7 JR白新線。 8a 信越貨物支線、通称「臨港貨物線」。焼島までは2012年現在貨物輸送あり。 8b 北越製紙の専用線。北側の専用線はコンテナ専用、2008年開通。 8c 信越貨物支線焼島~東新潟港間。2012年現在休止。踏切などは撤去されている。東新潟港駅は1924年に山ノ下貨物駅として開業、1928年に現在の名称に改称。 8d 旧新潟鐵工の専用線。 8e 新潟港の各埠頭に通じる貨物線群。なお図中にはすべての路線を表示していない。現在は未使用、一部撤去。 8f 旧農林省・食糧庁の倉庫に通じる貨物線。 8g 昭和石油の専用線。1940年頃開通。 8h 米軍が1945年に作成した地図に「REPORTED」と記されている路線。ただ1946年に撮影された上空写真では確認できない。
実在したかは不明の路線ではあるが、1941年7月24日に東新潟港から1.7kmの地点に大形貨物駅が開業、同年9月1日に国有化された際に廃止されている。 大形貨物駅は河渡新田に存在したとされており、米軍が作成した地図のルート(本図同様)よりは新潟空港寄り、つまり東側に位置していたと考えられる。
9 JR貨物の連絡線。
説明は停車場変遷大事典、米軍上空写真(1946年撮影、国土変遷アーカイブより)、国土地理院地形図など参考とした。