ビロウドツリアブ

ビロウドツリアブ
ビロウドツリアブ、弓張山地(愛知県豊橋市)にて、2014年3月29日撮影
ビロウドツリアブ
弓張山地愛知県豊橋市)、2014年3月
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハエ目(双翅目) Diptera
亜目 : ハエ亜目(短角亜目) Brachycera
下目 : ムシヒキアブ下目 Asilomorpha
上科 : ムシヒキアブ上科 Asiloidea
: ツリアブ科 Bombyliidae
: Bombylius
: ビロウドツリアブ B. major
学名
Bombylius major Linnaeus, 1858
和名
ビロウドツリアブ
英名
Large bee-fly

ビロウドツリアブ(ビロウド吊虻、学名Bombylius major Linnaeus, 1858)は、ハエ目ツリアブ科Bombylius属に分類される昆虫の1[1]

特徴[編集]

全長7-11 mm[1]。3月から6月にかけて、吸蜜のためにホバリングしている様子が見かけられる[1]幼虫はヒメハナバチ類の幼虫に寄生する[1]

昆虫の中でもとりわけ長いを持ち、非常に長いナガハシスミレなどに吸蜜に訪れる[2]

分布と生育環境[編集]

ヨーロッパアジア北アメリカ温帯の地域に分布する。

日本では、北海道本州四国九州に分布する[1]平地から亜高山帯にかけて普通に見られる種[1]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 多田多恵子『したたかな植物たち―あの手この手のマル秘大作戦』エスシーシー、2002年3月1日。ISBN 978-4886479228 
  • 槐真史(編) 編『日本の昆虫1400』伊丹市昆虫館監修、文一総合出版〈ポケット図鑑②トンボ・コウチュウ・ハチ〉、2013年5月31日。ISBN 978-4-8299-8303-4 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]