パーヴェル・エゴロフ

パーヴェル・グリゴリエヴィチ・エゴロフ
生誕 (1948-01-08) 1948年1月8日
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦レニングラード
死没 (2017-08-15) 2017年8月15日(69歳没)
ロシアの旗 ロシア サンクトペテルブルク
学歴 モスクワ音楽院サンクトペテルブルク音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ
公式サイト パーヴェル・エゴロフ オフィシャルサイト

パーヴェル・グリゴリエヴィチ・エゴロフロシア語: Павел Григорьевич Егоров;Pavel Grigorievich Egorov、1948年1月8日 - 2017年8月15日)は、ロシアピアニスト

経歴[編集]

1948年レニングラード生まれ。モスクワ音楽院タチアナ・ニコラーエワヴェラ・ゴルノスタエヴァに師事し、1975年に同音楽院を卒業。在学中の1974年シューマン国際音楽コンクールでグランプリ及び金賞受賞。

1976年にレニングラードへ戻って活動をはじめ、1980年レニングラード音楽院研究科を卒業後、同校にて教鞭をとる。その後教授となり、現在も後進の指導にあたっている。また、1996~1998年には、韓国啓明大学校客員教授を務めた。

彼の指導を受けた学生には、アンドレイ・ニコルスキーエリザベート王妃国際音楽コンクール第1位)、セルゲイ・パシケービチ(ユトレヒト・リストコンクール第1位)、オルガ・ラドヴィロヴィッチ(パリ・ルービンスタインコンクール第1位)、インガ・ゼクザードミトリー・イェヒーモフアレクサンダー・セリッツァーエリーナ・レーベジェワなどがおり、様々な国際コンクールにおいて受賞者を輩出している。また、世界各国でレッスンとマスタークラスを行っており、これまでドイツ、オランダ、ベルギー、スウェーデン、カナダ、イタリア、台湾で始動したことがある。

演奏者としては、オランダドイツベルギースウェーデンデンマークイタリアカナダアメリカ合衆国ポーランドブルガリアルーマニアユーゴスラビア中国台湾日本大韓民国を演奏旅行し、3000回以上の演奏活動を行う。サンクトペテルブルク・フィルハーモニー大ホールとモスクワ音楽院大ホールでの定期演奏会に出演。1993年よりローマにて毎年公演。 2003年カナダ・バンクーバーショパン協会からの招待でブリティッシュコロンビア州バンクーバーで北米デビュー。

研究者としての顔も持ち、シューマンピアノ全集、バッハ全集、ベートーヴェンピアノソナタ集の初版ロシア版編集者である。また、独奏、サロン曲、協奏曲の50以上のプログラムをCDとして出版。

国際シューマン協会、ドイツ・デュッセルドルフの名誉会員、サンクトペテルブルクフィルハーモニック協会名誉会員、サンクトペテルブルクフレデリック・ショパン協会議長。

2017年8月15日にサンクトペテルブルクにて69歳で死去した。

主な受賞[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]