パラダイス・シティ

パラダイス・シティ
ガンズ・アンド・ローゼズシングル
初出アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション
リリース
ジャンル ハードロックヘヴィメタル
時間
レーベル ゲフィン・レコード
作詞・作曲 アクセル・ローズスラッシュイジー・ストラドリンダフ・マッケイガンスティーヴン・アドラー
プロデュース マイク・クリンク
チャート最高順位
  • 1位(アイルランド[1]
  • 2位(オランダ[2]、ニュージーランド[3]
  • 3位(スウェーデン[4]
  • 4位(ノルウェー[5]
  • 5位(アメリカ[6]
  • 6位(イギリス[7]
  • 7位(スイス[8]
ガンズ・アンド・ローゼズ シングル 年表
スウィート・チャイルド・オブ・マイン
(1988年)
パラダイス・シティ
(1988年)
ペイシェンス
(1989年)
ミュージックビデオ
「Paradise City」 - YouTube
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パラダイス・シティ」(Paradise City)は、ガンズ・アンド・ローゼズの楽曲。1987年のデビュー・アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』に収録され、翌年11月にシングル・カットされた。

演奏時間が6分を超える曲で、音楽評論家のスティーヴ・ヒューイはallmusic.comにおいて「長い曲でありながら、"パラダイス・シティ"はとりとめのなさや過剰さを感じさせず、バンドの作曲の密度の濃さや、演奏集団としての能力を物語っている」と評している[9]

当時、ガンズ・アンド・ローゼズのメンバーであったスラッシュは、稲葉浩志とのコラボレーション・シングル「SAHARA」(2009年)のカップリング曲として、ファーギーサイプレス・ヒルとの共演による「パラダイス・シティ」のセルフ・カヴァーを発表した[10]

反響・評価[編集]

バンドの母国アメリカでは、Billboard Hot 100で5位、『ビルボード』誌のメインストリーム・ロック・チャートでは14位に達し[6]、バンドにとって3作目の全米トップ10シングルとなった。

アイルランドのシングル・チャートでは初の1位獲得を果たした。全英シングルチャートでは、ガンズ・アンド・ローゼズにとって初のトップ10入りを果たし、最高6位に達した[7]

2004年、ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500において453位、2010年の改訂では459位[11]ランクイン。また、2011年8月にギブソン公式サイトが発表した「'80年代の偉大な50曲」では43位にランク・インしている[12]

ミュージック・ビデオは、特にガンズが盛り上がった2公演の模様を織り交ぜている。スラッシュは当時を懐かしみ、一番好きなガンズのミュージック・ビデオに選んでいる。

収録曲[編集]

アメリカ盤[編集]

  1. "Paradise City"
  2. "Move to the City"

イギリス盤[編集]

  1. "Paradise City"
  2. "Used to Love Her"
  3. "Anything Goes" - 12インチ・シングルおよびCDシングルのみ
  4. "Sweet Child O' Mine" - CDシングルのみ

他メディアでの使用例[編集]

カヴァー[編集]

  • パット・ブーン - カヴァー・アルバム『In a Metal Mood: No More Mr. Nice Guy』(1997年)に収録[14]
  • ホール - ライヴで演奏。1999年1月26日のライヴ音源は、アルバム『セレブリティ・スキン』(1998年)の「ツアー・エディション」(1999年にイギリスで限定発売)のボーナス・ディスクで公式に発表された[15]

脚注[編集]