ハーレーダビッドソン・ソフテイル
ソフテイル (Softail) は、アメリカのオートバイメーカー、ハーレーダビッドソンが製造するクルーザータイプのオートバイシリーズの一種。
概要[編集]
1984年に初代が登場し、本物のアメリカンバイクを目指し、スタイルにこだわっている。日本でも最も人気が高い車種である。クラシカルなFL系とカスタムなFX系に分かれる。バランサーシャフト内蔵型のエンジン「ツインカム96B」をフレームに直接搭載するリジットマウンドを採用してエンジンとフレームの隙間を小さくし、エンジンを美しく見せている。
自転車やオートバイのリアサスペンションにおいて、緩衝装置を一切持たず、後車軸が直接フレームに固定されているリジッド式を「ハード・テイル」とも呼び、これに対し、緩衝装置を持つものを「ソフト・テイル」と呼ぶ。ソフト・テイルのうち、ばねやダンパーを見えないように取り付けて、リジッド風に見せるスタイルの通称が「ソフテイル」である。
ソフテイルファミリー[編集]
- FLSTSB - クロスボーンズとも表記。ツインカム96エンジン唯一のスプリンガーモデル。コストが掛かりすぎ絶版。
- FLS - ソフテイル スリムとも表記。ソフテイルの中で最も加重時シート高が低い。
- FLSTC - ヘリテイジ ソフテイル クラシックとも表記。
- FLSTN - ソフテイル デラックスとも表記。
- FLSTFB - ファットボーイ ローとも表記。
- FLSTF - ファットボーイとも表記。ファットカスタムの先駆けとなったモデル。
- FXS - ブラックラインとも表記。